8 Zip!! ページ9
彼の事は可愛いと思っている。
隠しているつもりなのかは知らないが、毎朝私と鉢合わせる為にタイミング良く玄関の扉を開けるのも、話した覚えのない私の好きな物を把握しているのも、全身から滲み出ている私への好きと言う気持ちも迷惑だなんて思っちゃいない
だけど、だからといって彼と付き合わないの?と聞かれるとうーん、と悩んでしまう。
相手は私より3つも歳下でましてや大学生だ。男、というより弟や小型犬、という気持ちの方が強いんだよなぁ
『……なんて言うか、その子の事を可愛いなって思ったりはするよ?私の言葉で一喜一憂したりするしさ。でも男として好きなんじゃないか、って言われると首を傾げるかなぁ』
「じゃあ、告白されたらどうすんの?」
『告白ぅ?あの子が私にぃ?……ないない、そんな勇気は無いよ、あの子には』
「例えばの話じゃん、どうすんの?」
………告白?スングァン君が?私に?あんな偶然会いましたって設定を作って距離を近付けようとする子に告白なんて出来ないのでは無いか?
でも、そうだなぁ、もし私が告白されたら………
『…………うーん、』
「振っちゃうの?」
『……いや、可愛いな』
「は?」
きっと、スングァン君の事だ。私に告白する時は顔を真っ赤っ赤にして少し噛みながら告白するんじゃ無いか?
恥ずかしさで目もウルウルなんてしちゃって?返事を貰う際は体を90度に曲げて頭を下げながら片手を真っ直ぐにピンッと伸ばしていそうだな。
きっと、そんな告白のされ方をしたら本当にそうやって告白する人初めて見たよ、なんて突っ込んでしまうかもしれない。
『絶対一生懸命じゃん、可愛いな』
「……はぁ、何かもう分かったわ、もういい」
『は?何が?』
「あぁ、いやいやいや、いい、何でも無い」
そう言いながら面倒くさそうに首を振った小エビに少しむすくれながらコンビニまで送って貰うと小エビは颯爽と帰路へと歩いていってしまった。
……何で自分から聞いてきて面倒くさそうなんだよ、アイツは。
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ノルン(プロフ) - おきょんさん» 返事遅くなりすみません🙇♀️いつも読んで頂きありがとうございます!最近更新遅いですが楽しみに待って頂けると嬉しいです🥰 (2月10日 14時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
おきょん(プロフ) - 毎回更新を楽しみに仕事頑張っています!全話楽しく面白く読まさせていただいています!無理をせずに更新頑張ってください! (2月6日 12時) (レス) @page30 id: c8cd884924 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - しゅーまいさん» 初コメありがとうございます🙇♀️もちろん、これからも書いていきますよ!また新しいぶーちゃん話を出すのは当分先になりますが、楽しみにお待ち下さいませ😇 (2月4日 20時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。ぶーちゃんの小説がとっても少ないので、大好きなノルン様が,ぶーちゃんの小説を書いてくださっているということで今とっても嬉しいです!!!!今後もぶーちゃんの小説を書いてくださると嬉しいです。更新頑張ってください!楽しみにしてます〜 (2月4日 18時) (レス) @page16 id: 49b25ea2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノルン | 作成日時:2024年2月1日 21時