3 Zip!! ページ4
「あっ、もうバス停つきましたね……」
『え？……あ、本当だね』
スングァン君のストーカーもどきストーリーを振り返っていたらどうやらバス停についたようだった。後1、2分でバスは到着するだろう。
「……ここで、お別れ、なんですよね」
『……そんな一生の別れじゃあるまいし』
「そうです、よね。……また明日も朝から会えるんだし、」
『………………』
偶然設定はいいのかい？
「それじゃあ！Aさん、いってらっしゃい！今日も頑張って下さいっ！」
『……ふふっ、スングァン君もしっかり勉強するんだよ？』
「は、はいっ！」
そう言って笑顔で私に手を振った小型犬は自分の周りに音符マークを撒き散らかしながら大学までの道のりをルンルンで歩いて行ってしまった。
あぁ、幻覚だろうか？尻尾が見えるよ、スングァン君
まぁ、礼儀正しくて愛嬌もあって可愛い顔して小型犬感満載な彼に気持ちを寄せられてるのは悪い気はしていない。
次の私情報はどんな情報なのだろうか、どこで知ったの？って突っ込んだ時はどんな言い訳をするんだろうか、少し楽しみにしている私もいるんだよね。
………好きなタイプは歳下、とか言ってみるか？どんな反応するんだろう？驚いて口を開いたまま"本当ですかっ！？僕、嬉しいです！"とか言っちゃいそうだなぁ、
バスが来てバスへと乗り込みスングァン君が進んで行った方向に進むバスの外を見つめていると携帯で誰かと笑顔で話すスングァン君が目に入った。………私の事話してんのかなぁ？
そして、着々と近づいて来る会社までの距離に今日も根掘り葉掘り聞いて来るであろう同僚の三人にどんな話をしようかと少し考えてしまった。
うちの会社には中性的な顔立ちでモテまくるが女癖が悪すぎるイケメン双子男児とその双子から小エビ、とあだ名をつけられてしまった少し可哀想な女児一人がいる。
可哀想だよなぁ、小エビって。……私ですらエビなのにさ、
バスから降りて会社内に入り部署へと移動している間に双子男児の内の一人の背中が見えてしまった。
さてさて、彼は昨日どんな一日を過ごしたのだろうか？
『おはよう、ジョンハン』
そう背中へ声をかけると後ろを振り向き、おー、と声を上げるその姿は何とも眠そうな顔をしている。
……あぁ、昨日は何とも素晴らしい夜を過ごしてそうですね。いつか刺されんじゃないの？コイツ
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ノルン(プロフ) - おきょんさん» 返事遅くなりすみません🙇♀️いつも読んで頂きありがとうございます！最近更新遅いですが楽しみに待って頂けると嬉しいです🥰 (2月10日 14時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
おきょん(プロフ) - 毎回更新を楽しみに仕事頑張っています！全話楽しく面白く読まさせていただいています！無理をせずに更新頑張ってください！ (2月6日 12時) (レス) @page30 id: c8cd884924 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - しゅーまいさん» 初コメありがとうございます🙇♀️もちろん、これからも書いていきますよ！また新しいぶーちゃん話を出すのは当分先になりますが、楽しみにお待ち下さいませ😇 (2月4日 20時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。ぶーちゃんの小説がとっても少ないので、大好きなノルン様が，ぶーちゃんの小説を書いてくださっているということで今とっても嬉しいです！！！！今後もぶーちゃんの小説を書いてくださると嬉しいです。更新頑張ってください！楽しみにしてます〜 (2月4日 18時) (レス) @page16 id: 49b25ea2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2024年2月1日 21時
