27 Zip!! ページ28
何とか誤解が解けた事により、徐々に笑顔を取り戻していったスングァン君に安堵していると私にしがみついていたスングァン君は体を起こして私を引っ張りあげた
「……ごめんなさい、どこも打っていないですか？」
『うん、大丈夫だよ？気にしないで？』
「そっか、良かった」
そう言ってまた私に可愛らしい笑顔を見せたスングァン君に微笑むとスングァン君は少し慌てたように立ち上がった
「あっ……！えっと、……か、帰りますかっ！？」
『………はい？』
「いや、だって、あまりここに長居するのも女性的には不安になっちゃうんじゃないかなぁ、なんて……」
『不安？』
「い、いくら気持ちが通じたからって、あんまり男性の家に長居は駄目ですよっ！うんっ！駄目だっ！」
『……はぁ？』
この子、このタイミングで私を帰らせようとしてるの？普通もう少し甘い雰囲気を堪能したりしない？
そうは思ったが、目の前にいる顔を真っ赤っかにして俯いたままいるスングァン君には少し早いのかもしれない。
『……そうだね、ちゃんと誤解も解けたし帰ろうかな？』
「あっ、はい。じゃあ玄関まで、」
『うん』
そう言って玄関まで一緒に歩いてきたスングァン君は未だに顔が真っ赤っかになったままだ。
『……ねぇ、スングァン君』
「へ、は、はい」
『明日、時間あったら夜ご飯、家で食べない？』
「……えっ、」
『……仕事終わりになるけど、買い物も一緒に行きたいな。スングァン君の好物をまだ教えて貰ってないから教えて貰わなきゃ』
「もっ、もちろん！行きますっ！！」
『良かった。それじゃあ明日ね？』
目がキラキラした彼がとても可愛くて頬に軽いキスを落とすと頬に手を添えながら唖然としてる彼に手を振って玄関の扉をパタン、と閉めた。
数秒後に聞こえた叫び声は聞こえないフリしておくね？
『……んふふっ』
私が思っていたよりも彼はとても純粋だったみたいで、恋人同士がするような事を躊躇なく出来るようになるのはどれくらい時間がかかっちゃうのかな？
………そんな事を考える事すら楽しいなんて私も随分とのめり込んでしまったなぁ、
家の中へと入ると明日彼を招くように念入りに掃除をして、いざという時の為にベッドのシーツも洗っておいた
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ノルン(プロフ) - おきょんさん» 返事遅くなりすみません🙇♀️いつも読んで頂きありがとうございます！最近更新遅いですが楽しみに待って頂けると嬉しいです🥰 (2月10日 14時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
おきょん(プロフ) - 毎回更新を楽しみに仕事頑張っています！全話楽しく面白く読まさせていただいています！無理をせずに更新頑張ってください！ (2月6日 12時) (レス) @page30 id: c8cd884924 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - しゅーまいさん» 初コメありがとうございます🙇♀️もちろん、これからも書いていきますよ！また新しいぶーちゃん話を出すのは当分先になりますが、楽しみにお待ち下さいませ😇 (2月4日 20時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。ぶーちゃんの小説がとっても少ないので、大好きなノルン様が，ぶーちゃんの小説を書いてくださっているということで今とっても嬉しいです！！！！今後もぶーちゃんの小説を書いてくださると嬉しいです。更新頑張ってください！楽しみにしてます〜 (2月4日 18時) (レス) @page16 id: 49b25ea2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2024年2月1日 21時
