24 Zip!! ページ25
『……スングァン君っ、』
「え、……あっ、…Aさん？、なん、…何でここに、」
私の声を聞いて顔をこちらへ向けたスングァン君は私と目が合うと目をまん丸にさせて少し目がユラユラ揺れている。
何でそんな顔するの？いつもは私に会ってたら毎回嬉しそうに笑ってたじゃん。何でそんな戸惑ったような顔をするの？私には会いたく無かったのに、って……？
「……あ、え、っと、……何で二人が一緒にいるかは、分かんないけど、ミンギュヒョンはドアノブ動かすの辞めて？壊れちゃうからさ、」
「お前が呼びかけても出ないからだろ」
「……だから、俺は大丈夫だって、」
「……なぁ、スングァナ、やっぱりちゃんとお姉さんと話し合った方が」
「いいって、もうっ！！」
「……………」
いいって、何？私の話を何も聞いてないのに？そんなのあんまりじゃない？誤解すら解かせてくれない訳？
………何て分からず屋なんだ。私に直接聞いてくれてたらこんなすれ違いも無かったのに。
スングァン君を見つめたまま、フルフルと震え出してきた私の両手は力が篭っている。
私の様子に気付いたミンギュヒョンは私とスングァン君に交互に視線を移すが、スングァン君は私を見ないようにしているのか私のその姿には気付いてる様子など無かった
「……とりあえずっ、そういう事だから、ヒョン心配してくれてありがと、また連絡するからっ」
そう言って扉を閉めようとしたスングァン君の動きを止める為、引かれていく玄関の扉のドアノブをガッと掴むとスングァン君は扉から少し顔を出して私の姿とドアノブを交互に見つめる
「……あっ、あの、Aさん、……」
『ありがとう、ミンギュヒョン』
「へ？あ、あぁ、はい………ミ、ミンギュヒョン？」
『ちゃんと話し合うから安心してよ』
ミンギュヒョンの目をしっかりと見つめてそう伝えると彼は無言でコクコクと頷くのを確認した後にスングァン君の肩を押すとドアノブから離れたスングァン君。
扉の内側へと体を滑り込ませて後ろ手でドアノブの掴んで扉を閉めると外から聞こえた歩く足音はだんだん遠ざかっていった
「……あっ、あの、……」
『………………』
さて、どうするか。勢いで入ってしまったぞ
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ノルン(プロフ) - おきょんさん» 返事遅くなりすみません🙇♀️いつも読んで頂きありがとうございます！最近更新遅いですが楽しみに待って頂けると嬉しいです🥰 (2月10日 14時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
おきょん(プロフ) - 毎回更新を楽しみに仕事頑張っています！全話楽しく面白く読まさせていただいています！無理をせずに更新頑張ってください！ (2月6日 12時) (レス) @page30 id: c8cd884924 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - しゅーまいさん» 初コメありがとうございます🙇♀️もちろん、これからも書いていきますよ！また新しいぶーちゃん話を出すのは当分先になりますが、楽しみにお待ち下さいませ😇 (2月4日 20時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。ぶーちゃんの小説がとっても少ないので、大好きなノルン様が，ぶーちゃんの小説を書いてくださっているということで今とっても嬉しいです！！！！今後もぶーちゃんの小説を書いてくださると嬉しいです。更新頑張ってください！楽しみにしてます〜 (2月4日 18時) (レス) @page16 id: 49b25ea2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2024年2月1日 21時
