12 Zip!! ページ13
『お待たせ致しました〜!』
「うっわぁ〜!!!すごいっ!すごいよっAさん!」
そう言って目の前に出来上がった料理達を並べると口角を上へと上げて目をキラキラさせながら喜んでいるスングァン君はとても嬉しそうだ。
その姿は、高級なドッグフードを並べられた時に喜ぶ小型犬に見えてしまう。
『こんなんでごめんね?ま、いっぱい食べなよ』
「はいっ!いただきますっ!!」
そう言って次々に口へと運んでいき、ん〜っ!なんて唸っているスングァン君の口にきっと合っているんだろう。
口いっぱいにご飯を詰めながら口をモグモグと動かし続けるスングァン君を見ているとこっちもお腹いっぱいになってしまいそうだ。
私もちょっとずつご飯を摘みながらスングァン君との会話を広げ続けていった。
食べ物は何が好き?好きな飲み物は?好きな音楽は?休日は何してるの?大学では何を学んでるの?
そんな事を聞いていく私に笑顔で答え続けるスングァンの知らなかった一面を知った瞬間だった。
スングァン君は、私の事を知り尽くしているみたいだからね。私もスングァン君の事を知らないと平等じゃ無いじゃん?
私の知らなかった情報を話してくれるスングァン君との時間は刻一刻と終わりを迎えていき、夜も更けていった所でスングァン君は深々とお辞儀をして帰っていってしまった。
バタンッと閉まった扉から離れてキッチンに立つと二人分になっている洗い物達。………結構、楽しかったなぁ
いつもは一人でご飯を食べるのに人に食べて貰うと中々嬉しいもんだな、そんな事を思いながら蛇口を捻って洗い物を開始する。
いつもは、億劫に感じちゃうんだけど今の私は余程機嫌がいいらしい。
スングァン君の新しい一面を知れた事。私の料理を幸せそうに食べ続ける顔。私が聞いていく質問に嫌な顔をせず嬉しそうに答えていく顔。
『………すごく楽しそうに話してくれてたな』
次はどんなスングァン君を見れるのだろう、どんな情報を得られるんだろう?
そんな事を思っていたけれど、まさか次の日にもっとたくさんの情報を得てしまうなんて微塵も思っていなかった
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ノルン(プロフ) - おきょんさん» 返事遅くなりすみません🙇♀️いつも読んで頂きありがとうございます!最近更新遅いですが楽しみに待って頂けると嬉しいです🥰 (2月10日 14時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
おきょん(プロフ) - 毎回更新を楽しみに仕事頑張っています!全話楽しく面白く読まさせていただいています!無理をせずに更新頑張ってください! (2月6日 12時) (レス) @page30 id: c8cd884924 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - しゅーまいさん» 初コメありがとうございます🙇♀️もちろん、これからも書いていきますよ!また新しいぶーちゃん話を出すのは当分先になりますが、楽しみにお待ち下さいませ😇 (2月4日 20時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
しゅーまい(プロフ) - 初コメ失礼します。ぶーちゃんの小説がとっても少ないので、大好きなノルン様が,ぶーちゃんの小説を書いてくださっているということで今とっても嬉しいです!!!!今後もぶーちゃんの小説を書いてくださると嬉しいです。更新頑張ってください!楽しみにしてます〜 (2月4日 18時) (レス) @page16 id: 49b25ea2d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノルン | 作成日時:2024年2月1日 21時