3 elegance ページ4
『ていうか、ハンバーグと勘違いしてたんじゃないの？』
「んな訳あるか」
『え？』
「大学時代、6人位で集まった時つまみとしてプルコギ作ってたじゃん。で、皆から絶賛の嵐」
『………あぁ、そうだったね』
美味い美味いと言われ、一瞬で無くなったプルコギを二回作らされたんだっけ？
んで？お代わりされて？もう無いよって言うとウォヌに言われたんだっけ？
"材料買いに行ってもう一回作ればいいじゃん"
美味いも何も言わなかったコイツにそんな事を言われた時はどれほど眼鏡をかち割ってやろうかと思ったもんだ。
美味いと言わなかったのはウォヌとジフンだけだ。コイツらはデレないから作り甲斐が無いんだよな
『皆から絶賛の嵐って……あんた美味しいなんて言って無かったじゃん』
「そうだっけ？」
『そうだよ、ウォヌも無表情で食べ続けてたしさ。ニコニコしながら食べてたのスニョンとスニョンの彼女とジュンだけだよ』
「はぁ？ウォヌ笑ってたじゃん」
『はぁ？笑ってたぁ？』
「口角上げて頷いてたじゃん。あれがアイツの精一杯だよ」
精一杯のレベルが低すぎるだろ、アイツ
「俺も美味しいと思いながら食ってたよ、顔で伝えたじゃん」
お前も低すぎるだろ
「まぁ、Aのプルコギは世界一だよ。ただ、リアがあれ食うとプルコギプルコギうるさいから言わなかったんだよ」
『……………』
淡々と私にそんな事を伝えたジフンは中々に恥ずかしい事言ってんのに気付いてんのかな？
………たまにタチ悪いんだよなぁ、ジフンって
『………世界一なんだ』
「うん、あれ以上は食った事無いよ」
『んふふ、アンタもそうやってストレートに伝えればいいのにさぁ？なになに？あの時は照れてたの？可愛いねぇぇ』
「あー、もう何でもいいよ。とりあえず中入って冷蔵庫確認して？追加で買う物は追加で買うからさ」
何の表情も変えずにまた淡々と話したジフンに遠い目をしながら頷くとそのまま歩いていきキッチンへと入ってしまった
あぁ、結局逃げれなかったなぁ。何で私が子供の為に腕を振るわなきゃいけないんだよ。
あー、でもジフンの周りに料理出来んの私だけか。どうせ逃げれなかったかもなぁ
スニーカーを脱いで初めて足を踏み入れたジフンの家は少しだけいい匂いがした。少しだけ。
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ノルン(プロフ) - まし子さん» 蜜はもう少しお時間かかるので少々お待ち下さい🙇♀️ ジフン君は後日談5とValentine Dayにお話ありますので是非見てみて下さい👀 (4月23日 21時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
まし子(プロフ) - ジフン君最高でした😭💗後日談、蜜時間も楽しみに待ってます🙇🏻♀️ (4月22日 1時) (レス) id: e1c83fd516 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ぴさん» 読んで頂きありがとうございます🙇♀️ 色々、想像膨らませて読んで貰い幸いです🥰是非後日談もお楽しみに！ (1月25日 20時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最高でした😭😭😭ジフン目線とか、実は昔から好きだったとか、そのときの周りの反応とかもう想像膨らみました… (1月25日 12時) (レス) @page30 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ボボ丸さん» 全部🙄 いつもありがとうございます🙇♀️ちょっとキャラぶっ潰れましたが楽しんで貰えたなら幸いです🥰 (1月23日 20時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2024年1月18日 23時
