19 elegance ページ20
『あ、私ここで曲がるわ』
「あぁ、うん。今日はありがとう」
『ううん、また後で明後日の晩御飯の連絡するよ』
「分かった、じゃあな」
ジフンに背を向けてスタスタと歩く私の頭の中にはさっきジフンの言った言葉で頭がいっぱいだ。
…………私も大切な家族だって？ジフンの中で私はいつ家族の仲間入りしたんだ？しかも、あいつがリアちゃんに言ったんじゃないの？
大好きだと思う人が家族なんだって。
え、何？それはリアちゃんに言い聞かせる為に言っただけ？それとも…………ジフンの本心なのか？
………あぁぁ、分からない、どっちだ？
リアちゃんが私に懐いてるからそう言っただけ？それともマジでジフンの中で私は仲間入りしちゃってんの？ってなったら、ジフンって………………
私が好きだったりする？
あれ？自意識過剰？自意識過剰なのかな？
混乱してきた頭のまま真っ直ぐに家まで歩いている私の顔は心なしか熱ってる気がする。いや、違う。今は夏だ、暑いんだな、きっと。
家に着いて、エアコンのリモコンを掴んでいつもよりも温度を2度ほど下げると体にかかる涼しい風。
……少し頭を冷やそう。
そのまま風が直当たりする場所へ座り込むと体の熱を下げるように冷たい風を浴び続けた
『………へっぶしょいっっ！』
……風に当たりすぎたな。
鼻をズビッと鳴らしながら立ち上がり時計を確認すると時間は19時になっていてあれから2時間もボーッとしてたんだと気付き驚いてしまった。
あっ、ジフンにご飯の連絡しなくちゃ。明後日は何が良いかな？少し、相談しよっかな、
いつもは相談なんてせずに勝手に決めて材料を伝えるだけなのに、ご飯の相談なんてしようとしている私は頭がおかしくなったのかな？なんて思ってしまった
電話をかけて数コールで出たジフンに少し驚くと、電話越しから聞こえる少し息の切れたジフンの声
「もしも、し？」
『あっ、ジフン？……い、今大丈夫……なの？』
「え？……あぁ、」
少し言いにくそうに黙ったジフンの様子はおかしくて何かがあった事はすぐに察した
『どうしたの？何かあった？』
「……あぁ、えっと、その、」
『…………』
「……リアが帰ってこなくて、」
『………は？』
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ノルン(プロフ) - まし子さん» 蜜はもう少しお時間かかるので少々お待ち下さい🙇♀️ ジフン君は後日談5とValentine Dayにお話ありますので是非見てみて下さい👀 (4月23日 21時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
まし子(プロフ) - ジフン君最高でした😭💗後日談、蜜時間も楽しみに待ってます🙇🏻♀️ (4月22日 1時) (レス) id: e1c83fd516 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ぴさん» 読んで頂きありがとうございます🙇♀️ 色々、想像膨らませて読んで貰い幸いです🥰是非後日談もお楽しみに！ (1月25日 20時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 最高でした😭😭😭ジフン目線とか、実は昔から好きだったとか、そのときの周りの反応とかもう想像膨らみました… (1月25日 12時) (レス) @page30 id: 9dcff58a0e (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ボボ丸さん» 全部🙄 いつもありがとうございます🙇♀️ちょっとキャラぶっ潰れましたが楽しんで貰えたなら幸いです🥰 (1月23日 20時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2024年1月18日 23時
