7 ED ページ8
『は、スンチョルのおかげ？』
「え？うん。……え？何がどうなってんの？ヒョン」
「とりあえずお前はもう何も話すな」
「え、あ、うん」
『はぁ！？』
何っ！？お前はもう話すな？何で？？？ていうかスンチョルのおかげで戻ったって何？スンチョルはキューピッドなの？詳しく知らないのに？？？
『え？なになになに？スンチョルがキューピッドなの？何で？仔猫ちゃんの元彼の事あんまり知らないんだよね？」
「うん、知らない」
「……………あ、そんな感じ」
『えっ！？そんな感じって何！？』
「………いや、何も無いです。一杯いいですか？」
『おまっ！！逃げるのか！！小賢しい野郎だなっ！』
「ねぇ、ヒョン、酔ってるの？この人」
「いや、モクテルだよ」
何とも言えない顔で私のドリンクへ視線を移した後、目をカッと開いたスニョンはプッシーキャットを見た後に私を見てスンチョルへ視線を移した
「えっ！これ、プッ、プッ………』
『うふふ、そうなの！スンチョルがくれたんだ♡』
「えぇ！？ヒョン！いつっ、いつの間に……え！？おっ、おめでとうっ！！」
『あーりがとっ♡』
「…………はぁ、」
私がニッコリとスニョンへお礼を言うとスニョンは手を口に当てワナワナと震えていた
『Aさん、ようやく………俺達もどかしかったんだよ？」
『そうだよね、ごめんねぇ？スンチョルが、ずぅーっと焦らしちゃうからさぁ？』
「Aさん」
『んー？？なぁに、スンチョル？』
「ボトル三本卸すよ」
『…………………』
机に頬杖をつきながらピシャリと固まった私に浴びせ続ける冷たい視線は本当に三本卸しそうな勢いだ。
どうやら私の夢の時間もここまでのようだ。
『やっ、やっだなぁ〜！！冗談じゃんかっ！スニョン、これは私が注文して入れて貰ったやつなの！まぁ、無理矢理入れさせた的な？ねっ！スンチョル！』
「うん」
「え？」
『いやぁ、冗談のつもりだったんだけどスニョンには伝わらなかったかぁ〜！』
「俺が、黙ってたら訂正しなかっただろ」
『い、いや、そんな事は………あははっ』
「「……………」」
私の乾いた笑いはどうやらスンチョルとスニョンには届かなかったようだった
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ノルン(プロフ) - まるのさん» 舞台がバーだったので、カクテル言葉で駆け引き的なのを入れたら読み応えあるかな？と思い採用しました！最後の小ネタまで見て貰いありがとうございます🙇♀️でも、カクテル言葉探しは結構楽しかったです！笑 (12月29日 1時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - まるのさん» こんばんはっ！ダリアも読んで頂きありがとうございますっ！そうなんです！違う世界線だったんです🤭ダリアは完結させた後にスンチョルどうしようかな？と悩んでたんですがダリアのスンチョルverも見たいと言ってくれた方がいたので書いてみました🫠 (12月29日 0時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
まるの(プロフ) - それに、どちらの作品も、途中でカクテル言葉が出てきましたが、何度も調べたい衝動にかられました…！でも、最後に書いてくださる小ネタを見るんだ…！！！となんとか踏ん張りました笑作中での言葉に意味がかけられているものが多くて、めっちゃ感動しました！！！ (12月28日 22時) (レス) id: 0f64c498bd (このIDを非表示/違反報告)
まるの(プロフ) - ノルンさんこんばんは！ダリアのバウムクーヘンからやってきました…！読む前は、スンチョルさんと結ばれてからの話の後日談かな？と思いましたが、また違った線だったのですね…！！スンチョルさんが幸せになれてよかったです！！ (12月28日 22時) (レス) @page27 id: 0f64c498bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2023年12月25日 21時
