18 steal ページ19
ジョンハンさんは受け取ったファイルを開きパラパラ捲り簡単に目を通しながら口を開いた
「本当だ、あんま多くないね？」
「言ったじゃん、怪我も病気も少なかったよ」
そう言って最後のページに目を通した瞬間、少しだけ顔を歪めた。
「………スパイスアレルギー？」
「おそらくだけど、ね」
「特殊だね、血液検査とプリックテストって所？」
「そうだね、空いてる日また教えて？俺が連れてくるから」
「分かった、んじゃあ、はい。」
そう言ってジョンハンさんはファイルをどういう事かジスさんにもう一度返しジスさんは不思議そうな顔をしている
「……え？何？」
「パソコン、奥にあるから自分で打ち込んで」
「………はぁ？」
「今日からお前がやれよ、金額もでてくるんだし。そしたら休診日で俺がいなくても勝手に計算出来るじゃん？」
「……面倒くさいだけなんじゃないの？」
「そ〜んな訳ないじゃん！疑いすぎだって！」
「…………はぁ、」
やれやれ、とでも言いたげな顔をしたジスさんは青いファイルを手に取って小さく頷くとそのまま奥へと歩いていった。
まぁ、確かにジョンハンさんの言っている事も一理あるかも、なんて思いながらジスさんの元へ向かおうと歩きだしたが彼の元へ向かうのは叶わなかった
『………ん？』
「ん？」
『あ、あのぅ……何でしょうか？』
「あぁ、」
掴まれた腕を見つめた後、ジョンハンさんに視線を移せば少し笑った後に肩に手を置かれ待合室の椅子に座らされた
大人しく腰を降ろした私を確認するとジョンハンさんは私の隣へ腰を降ろして私へと視線を向ける。顔面が凶器だ。
「どういう関係？ジスと」
『へ？』
「知ってんだよね？医師免許剥奪されたの」
『あぁ、はい、』
「君、ジスと昔から知り合いじゃないよね？どうやって知り合ったの？」
『え、あの、』
「あんな古臭い町に住んでるんだ、理由が無いとあいつには会えないと思うんだけど。後、手伝った理由は？」
『……………』
怒涛の質問責めをするジョンハンさんは私を射抜くような瞳で私に語りかけ、その迫力に思わず目が泳いでしまった。
この人は、何でこんなに敵意剥き出しなんだろうか、
少しタジタジになってしまいどこから話そうか、なんて思いながら俯きながら考えていた
「ジョンハナ」
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ノルン(プロフ) - まるのさん» こんばんはっ！おかえりなさいませ🙇♀️こちらは医者のお話だったので医者姿を焼き付けて頂く為に書いてみました！笑 最後は無事ハッピーになれて良かったです🤗次回作も見て頂けるのは光栄です！是非頑張ります🫡 (12月28日 0時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
まるの(プロフ) - ノルンさんこんばんは！完結おめでとうございます！最初のほうは恋愛要素が少なく見えたのでどのように話が進んでいくのかとてもワクワクしました！とても良いお話でした！次回も楽しみにしています！！ (12月27日 23時) (レス) @page47 id: 0f64c498bd (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - :)さん» こんにちは！ご心配ありがとうございます🫡丁度良かったので出演して貰いました！笑 是非最後まで楽しんで下さい🤗 (12月25日 15時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
:)(プロフ) - ノルンさんこんにちは☺️お話続きが更新されていて嬉しいです！ですが、ノルンさんのペースでやってくださいね😌弁護士の名前を見た瞬間口をあんぐり開けてしまいました笑 あぁ、あのお話の彼だ！と笑 しかもちゃんと婚約者！嬉しいです笑 (12月25日 11時) (レス) @page39 id: ae104e1948 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - :)さん» 前作から引き続きコメント本当にありがとうございます！何だか書かなかったら書かなかったで、ムズムズしてます😓笑 明日には再開予定なのでまたお時間ある時見に来てくださいね🫡 (12月22日 18時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2023年12月21日 8時
