12 steal ページ13
な、何だっけ？右側からアレグロンとリンデロン？
慌てて右側の部屋へと足を進めると透明な箱の上にポツリと置かれている箱は一つしかない。
中を覗くと色んな種類の塗り薬が入っていたが探していると私が頭の中で呟き続けた薬の名前が見えた。
『………リンデロン』
とりあえず、とリンデロンだけ持ち先生へと私に向かった。
『ジスさんっ！とりあえずリンデロンです！アレグロンは今から探します！』
「アレグラ錠ね、アレグロンは存在しないから、」
そう言って塗り薬を手に取り男の子の体へと塗っていくジスさんにすみません、と頭を下げもう一度部屋へと戻り透明の棚を漁っていった。
アレグラ、アレグラ、アレグラ、アレグラ…………
『………アレグラ60mg、』
薬を1シート持っていき先生に手渡すと名前を確認した後に錠剤を一粒渡してお水を手渡した。
「とりあえず、これで一旦は収まるはずだよ」
「ありがとう、兄ちゃ、……」
「……今日、何食べたの？」
薬を口に含み水を飲んだ男の子にそう問いかけたジスさんの横に立って思わず私も男の子を見てしまった。
「そ、そんな目でみないでよっ！朝は何も食べてないっ！昼にカレーを食べただけだよ！」
『カ、カレー……？』
「カレー……」
「カレー食べたら体、痒くなって……何！？カレーアレルギーなの！？」
カレーライス食べただけで、そんなんなっちゃったの？カレーアレルギーなんて存在するの？
思わず顔を歪めてしまいジスさんへと視線を移すとジスさんは目を瞑って頭を掻いてしまった
「悪いけど、ここでは検査出来ないんだ。俺の知り合いの医師に話を通しておくからそこで検査しなきゃ分からない。」
「……はぁ、」
「……恐らくだけど、原因はカレーだね」
「はぁ！？本当に言ってるの！？」
『カ、カレーライスが……』
「カレーってよりも、スパイス」
「へ？」
男の子が不思議そうな顔をするとジスさんは溜め息をつきながら男の子へ症状を告げた。
「スパイスアレルギー。検査しなきゃ分からないけど、口内にも反応が出てたから口の中に入ったものだと思うよ」
「………ス、スパイス？」
『………スパイスでアレルギー？』
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ノルン(プロフ) - まるのさん» こんばんはっ！おかえりなさいませ🙇♀️こちらは医者のお話だったので医者姿を焼き付けて頂く為に書いてみました！笑 最後は無事ハッピーになれて良かったです🤗次回作も見て頂けるのは光栄です！是非頑張ります🫡 (12月28日 0時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
まるの(プロフ) - ノルンさんこんばんは！完結おめでとうございます！最初のほうは恋愛要素が少なく見えたのでどのように話が進んでいくのかとてもワクワクしました！とても良いお話でした！次回も楽しみにしています！！ (12月27日 23時) (レス) @page47 id: 0f64c498bd (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - :)さん» こんにちは！ご心配ありがとうございます🫡丁度良かったので出演して貰いました！笑 是非最後まで楽しんで下さい🤗 (12月25日 15時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
:)(プロフ) - ノルンさんこんにちは☺️お話続きが更新されていて嬉しいです！ですが、ノルンさんのペースでやってくださいね😌弁護士の名前を見た瞬間口をあんぐり開けてしまいました笑 あぁ、あのお話の彼だ！と笑 しかもちゃんと婚約者！嬉しいです笑 (12月25日 11時) (レス) @page39 id: ae104e1948 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - :)さん» 前作から引き続きコメント本当にありがとうございます！何だか書かなかったら書かなかったで、ムズムズしてます😓笑 明日には再開予定なのでまたお時間ある時見に来てくださいね🫡 (12月22日 18時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2023年12月21日 8時
