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「Aちゃん！おはよう！メイク、どうかなっ？」
『うん、すごく似合ってるよ、可愛い』
「本当に！？何か私もこっちの方が似合うかも、って自分で思ったの！本当にありがとうっ！あと、まだ聞きたい事があって……」
『なに？』
「ピアス、私達も開けたいんだけど痛さとかどういう風に開けたらいいか分からなくて、」
『あぁ、』
私の耳には右耳たぶに二つのピアスと左耳たぶに一つと左軟骨に二連でピアスが開けられている。
これだけ開いてりゃ声をかけるか。そう思い彼女達に声をかけた
『どこに開けたいの？』
「耳たぶと、軟骨なんだけど……」
『お金に余裕があるならクリニックでして貰った方がいいよ。耳には神経が集まってるから下手な所開けちゃうと駄目なんだって』
「え？そうなの？」
『うん、ピアッサーを自分で買ってクリニックへ持っていけばここでいいですか？って印をつけられるから開けて貰ったら終わりだよ。後、痛さは……そうだなぁ……』
「…………」
『私は耳たぶは痛っ！で終わってその後の痛みも長くは続かなかったよ。ただ、軟骨は一つ開けただけで生理的な涙は流れたかな？やっぱり骨だしね？』
「あっ、そ、そうだよね、何か怖いなぁ、」
そう言って苦笑いをした彼女に慌てて訂正しておいた
『あっ！……そうは言っても後はジンジンするくらいで何ともないよ？軟骨は当分の間、開けた側の耳が少し痛いから寝返り出来ない位だよ』
「そ、そっか……分かった！私、軟骨開けてみたいし頑張ってみる！」
そう言ってまた去っていった彼女達の背中を見送った。
また視線を感じ、目を移すとまた目が合ったのは昨日と同じ子だった。
今度はジッと見つめた後、またスッと逸らされた視線にまた疑問を抱いてしまった。
………何なんだ、キム・ミンギュ。
まぁいいや、
彼の事は気にせず、今日も一日を終えて学校から出て自慢のミルクティーアッシュの髪を揺らしながら家へと帰った。
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ノルン(プロフ) - リリィさん» お姫様の後日談、という名で順番ずつ上げてるので朧月夜はもう少しお待ち下さい！他の気に入った作品は上がってるかもなので良かったら漁ってみて下さいね🤗 (1月8日 0時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - リリィさん» 私を見つけて下さりありがとうございます🙇♀️ミンギュはチャラそうなのに一途そうなイメージだったのでその感じで書いてみました！作品が溜まったら、溜まった作品の短編を一気に載せております！ (1月8日 0時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ - ノルンさんの描く物語がとても好きでここ最近出会ったばかりなので読んでいます。ミンギュは本当に一途そうとかゆっくり進んでいくタイプかな？とかイメージが合っていてとても好きでした。その後の続編とかも見てみたいかも…♥ (1月7日 23時) (レス) @page36 id: 9fb18e58d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2023年12月17日 20時
