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「おはよう、A」
「お前、また遅刻寸前じゃ〜ん！」
『おはようございます！スンチョルさん！着替えてきます！』
「あ、俺は無視？」
そんな声が聞こえたけど本当に遅刻寸前だった私はバックヤードへと走り込んだ。
慌てて着替えを済ませて戻ると笑いながら出迎えてくれた二人。
あれからスニョンはスンチョルさんと話をしたらしく、幸せになってねって言われた、とスニョンは電話越しに話してくれた。
スンチョルさんには申し訳ない事をしたけど私達を引き合わせてくれた事にも感謝をしている。
「おーい、開店させるぞー」
『はーい！』
「はーい！」
そんなスンチョルさんにも幸せが来るように祈りながら今日も私達は仲良く働き出す。
「ねぇ、ヒョン！カクテル一杯だけ作っていい？」
「え？まぁいいけど金は払えよ？」
「分かった！」
そう言ってスニョンはロックグラスを取り出して何かを作り始めた
私とスンチョルさんは近寄りその様子を見守っていたが出来上がったドリンクに驚いてしまった
「え………」
『開店前なのにスニョンが飲むの……？』
「ううん、これは俺からAに」
『は、』
「あぁ、なるほど」
スニョンは出来上がったジンライムを渡すと照れたように笑った
『え……嬉しいけど飲めないよ』
「…………え」
『だってロックじゃん』
私がスニョンにそう伝えると横で見ていたスンチョルさんは私の肩をパンっと叩き笑った
「お前、スニョンの気持ち無駄にするなよ〜！」
『え？』
「ジンライムのカクテル言葉だよ、そうだろ？」
「あぁ、うん……」
『あ、なるほど……何なの？カクテル言葉は？』
私がそう聞くとスニョンは少し恥ずかしそうに口を開いた
"色あせぬ恋"
ダリアのバウムクーヘン Fin
『ねぇ、これトニックウォーター入れていい？』
「は？ジントニックになるじゃん」
『ジントニックでもカクテル言葉では"強い意志"だから悪くは無いでしょ？』
「え、えぇ……折角作ったのに……」
「あぁ、スニョン、ほら。"強い意志"で"色あせぬ恋"を継続させますって事で………な？」
「はっ！いいじゃん！それいいね！ヒョン！」
『トニック少ないな……ソーダでいっか』
「「………………」」
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ノルン(プロフ) - ゆんさん» 初めまして！コメントありがとうございます🙇♀️素敵なお話だと思って貰える事が作者として本当に力になり励みになります😭もっと愛して貰えるよう頑張りますね！次も是非是非お楽しみ下さい😊 (11月22日 0時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 犬こそ正義さん» 舞いと如くから引き続きまたまたありがとうございます🥰全作品読んで頂いてたのですね！本当に嬉しいです😇またスニョン沼に浸かって貰えれるようまだまだ頑張りますねっ！ホランヘッ🐯 (11月22日 0時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - はじめまして。ノルンさんの素敵なお話どれも楽しく読ませていただいています。次のお話も楽しみにしてます！ (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - 私も全部読んでます！！本当に惹き込まれるお話で最高です..！！これからも応援しています♥️ホランへ~🐯💗 (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ぐぅゆぅさん» え！全部ですか！？むちゃくちゃ嬉しいです😭本当にありがとうございます🙇♀️もっと楽しんで頂けるように今後とも頑張りますので末永くよろしくお願いしますね🥰 (11月18日 21時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2023年11月17日 23時
