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コンビニ袋を持ちスニョンの家へと向かい、玄関前へ着くとチャイムを鳴らした。
スニョンは私が来るって知ってるのかな？
でも待てど暮らせど出てこない。もう一度チャイムを鳴らした。
あれ？寝てる？寝ていたらどうしよう。
そう思い持っているコンビニ袋に目を移した瞬間に玄関の扉が開いた
「え、」
『あ、』
扉が開き出てきたスニョンは私を見るや否や固まってしまった。スンチョルさん、私が行くって言ってなかったんだ。
「……何でAが、」
『スンチョルさんに頼まれたの』
「はぁ？……何考えて、……」
『何も食べてないんだって？買ってきたよ？』
そう言って袋を持ち上げるとスニョンは手を差し出した
「ちょうだい、わざわざありがとう」
『……………』
私に目も合わせずに手だけ差し出したスニョンに少し悪戯心が湧き上がってしまってその手の上に私の手を重ねた
「え、何してんの、袋だよ」
何してんの？こいつ、みたいな顔をしてそんな事を言うもんだから少し笑えてきてしまった
私が笑っていると眉間に皺を寄せたまんま口を開いた
「……何が面白いの？」
『この間、私はスニョンを家に上げたのにスニョンは入れてくれないの？』
「……ヒョンに怒られるだろ」
『もう、怒られないよ』
「え？」
『私ね、振られちゃった』
「は、」
『私ね、もう誰のものでも無いの』
私がそう言ってスニョンの目を見るとスニョンは少し目が泳いだ後、私へ視線を移すと手を握り中へと引っ張った。
「……………」
『……………』
後ろで扉が閉まる音が聞こえスニョンの目の前に立たされた私はそのまま待っているとスニョンが口を開いた
「……どういう事？俺が原因なの？」
『ある意味、そうかもね』
「何か……誤解されてるの？」
『……ううん、されてないよ』
「え、何？じゃあ何で？」
少し焦ったように言ったスニョンは自分のせいで別れたと思ってるのだろうか。あ、まだ別れてはないんだっけ？
『スンチョルさんにね、全部バレちゃったの』
「え？何を？」
『私がスニョンの事ばっか考えてるの』
「………は、おま、何言って」
『頭から離れないの、スニョンが』
「は、？」
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ノルン(プロフ) - ゆんさん» 初めまして！コメントありがとうございます🙇♀️素敵なお話だと思って貰える事が作者として本当に力になり励みになります😭もっと愛して貰えるよう頑張りますね！次も是非是非お楽しみ下さい😊 (11月22日 0時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 犬こそ正義さん» 舞いと如くから引き続きまたまたありがとうございます🥰全作品読んで頂いてたのですね！本当に嬉しいです😇またスニョン沼に浸かって貰えれるようまだまだ頑張りますねっ！ホランヘッ🐯 (11月22日 0時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - はじめまして。ノルンさんの素敵なお話どれも楽しく読ませていただいています。次のお話も楽しみにしてます！ (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - 私も全部読んでます！！本当に惹き込まれるお話で最高です..！！これからも応援しています♥️ホランへ~🐯💗 (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ぐぅゆぅさん» え！全部ですか！？むちゃくちゃ嬉しいです😭本当にありがとうございます🙇♀️もっと楽しんで頂けるように今後とも頑張りますので末永くよろしくお願いしますね🥰 (11月18日 21時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2023年11月17日 23時
