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もちろんいいよ、そう返事をしてくれたスンチョルさんは私を抱え込むとすぐそばに見えているベッドに私を下ろした
『え?あ、あの……お、お風呂……』
「大丈夫」
『いや、私あの、汗とかかいてて……』
「俺がもう、無理だよ」
そう言って私を押し倒したスンチョルさん。
そっか、誘っておきながらそんな悠長に待ってられないのも、無理………かな?
私へ跨ると私に一つキスを落とし、少し固まっていると唇がくっついたままスンチョルさんが笑ってしまった
『え?、あの……』
「あの、緊張しないで?俺も移るでしょ?」
『あぁ、ごめんなさい、』
「ううん……、」
もう一度重なった唇から這い出てきた舌を受け入れて蠢く動きに合わせて答えていると急に唇が離れていった
「……あれじゃん、プッシーキャット」
『え?プッシーキャット?』
「うん、」
『どういう意味ですか?』
「プッシーキャットは………」
そこまで言うと少し体を動かし始めて戸惑っていると膝をあてがわれ、その部分を膝でグッと軽く押した
『ひっ…!!』
驚いてスンチョルさんを見上げると少し笑ったまま私の頭を撫でた
「ここ。"プッシーキャット"は隠語だよ」
『え、えぇ…….!?』
「ふふ、驚いた?」
『………そんな、意味があったなんて、』
「だから、お客さんの前ではプッシーキャットが好き、なんて絶対言うなよ?」
『本当ですね、気を付け、ます』
「ん、いい子、さすが俺のプッシーキャット」
『ど、どっちの意味ですか?』
「………両方だよ」
そう言ってもう一度口付けを落としたスンチョルさんから、これでもかと言うほど愛を貰い、私達が初めて深く愛し合った日になった
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ノルン(プロフ) - ゆんさん» 初めまして!コメントありがとうございます🙇♀️素敵なお話だと思って貰える事が作者として本当に力になり励みになります😭もっと愛して貰えるよう頑張りますね!次も是非是非お楽しみ下さい😊 (11月22日 0時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 犬こそ正義さん» 舞いと如くから引き続きまたまたありがとうございます🥰全作品読んで頂いてたのですね!本当に嬉しいです😇またスニョン沼に浸かって貰えれるようまだまだ頑張りますねっ!ホランヘッ🐯 (11月22日 0時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - はじめまして。ノルンさんの素敵なお話どれも楽しく読ませていただいています。次のお話も楽しみにしてます! (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - 私も全部読んでます!!本当に惹き込まれるお話で最高です..!!これからも応援しています♥️ホランへ~🐯💗 (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ぐぅゆぅさん» え!全部ですか!?むちゃくちゃ嬉しいです😭本当にありがとうございます🙇♀️もっと楽しんで頂けるように今後とも頑張りますので末永くよろしくお願いしますね🥰 (11月18日 21時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノルン | 作成日時:2023年11月17日 23時