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軽いリップ音がした後に離れたスンチョルさんは視線をまだ下げたまま長いまつ毛が目に影を覆っていた。
考え事をしているのだろうか。空気はまだ少し重いままだった。そんな空気の中、口を開いたのはスンチョルさんだった
「…….なぁ、聞いてもいい?」
『え？何を、ですか？』
「………どうして、スニョンと別れたの？スニョンはまだしもAもスニョンに嫌悪感は抱いてないよね？家に入れてるんなら」
『あぁ、そうですね……嫌悪感は、特に……』
「……どうしてそんな二人が？」
『私達は付き合って2年程で別れました。』
「うん」
『話し合って分かった原因は……』
"原因はスニョンの友人でした。
おそらく、スニョンの友人はスニョンの事が好きだったんでしょう。当時付き合っていた私にこんな事を言いました。
スニョンは浮気しているよ。証拠もある、そう言ってスニョンが女の子を家に招き入れてる写真でした。
その後、友人はこう言いました。
スニョンはあなたに別れたいと言っている。そしてあなたの声も聞きたくない、と。
私はその言葉を鵜呑みにしてスニョンに声をかけられませんでした。その日にスニョンに会いましたが私を避けたので話は本当なのだと思いました。
ですが、ほぼ同じタイミングでスニョンの友人はスニョンにこんな事を言いました。
Aは浮気をしているよ。Aはスニョンと別れたいと言っている。そして、顔も見たくない、と。
その日に私とスニョンは鉢合わせしたんです。スニョンは友人からそう聞いていた為、私を避けたのだと思います。
その後、友人はスニョンに告白をしたそうです。
私達が再開してから分かったのはお互い勘違いだった事。
そして、あの日私が見た写真はスニョン曰く同じサークルの女の子からノートを貸して欲しい、そう言われ家に入って貰い玄関で待って貰っていた。
時間で言うと5分ほどだったそうでその後すぐに帰ったと。
それ以外に女の子を入れた事はないからその時の写真だと思う、そう言われました。"
「…………………」
『スニョンに言われました。あの時にちゃんと話し合ってたらあんな事になって無かったね、って。』
「………………」
『そして、こうも言われました』
"次こそは幸せになれよ、と"
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ノルン(プロフ) - ゆんさん» 初めまして！コメントありがとうございます🙇♀️素敵なお話だと思って貰える事が作者として本当に力になり励みになります😭もっと愛して貰えるよう頑張りますね！次も是非是非お楽しみ下さい😊 (11月22日 0時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 犬こそ正義さん» 舞いと如くから引き続きまたまたありがとうございます🥰全作品読んで頂いてたのですね！本当に嬉しいです😇またスニョン沼に浸かって貰えれるようまだまだ頑張りますねっ！ホランヘッ🐯 (11月22日 0時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - はじめまして。ノルンさんの素敵なお話どれも楽しく読ませていただいています。次のお話も楽しみにしてます！ (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - 私も全部読んでます！！本当に惹き込まれるお話で最高です..！！これからも応援しています♥️ホランへ~🐯💗 (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ぐぅゆぅさん» え！全部ですか！？むちゃくちゃ嬉しいです😭本当にありがとうございます🙇♀️もっと楽しんで頂けるように今後とも頑張りますので末永くよろしくお願いしますね🥰 (11月18日 21時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2023年11月17日 23時
