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スニョンに言われた言葉を理解出来ずにそのまま固まっているとスニョンはそのまま言葉を浴びせ続ける
「お前が言い出したんだろっ!?別れたいって!顔も見たくないって!友達使って卑怯な事しやがって!!」
『え』
「そう言われたら声もかけれる訳ないだろ!?ずっと俺の事が大好きだよ、なんて言ってたくせに簡単に裏切りやがって!!」
『………』
「あぁ、いや……ごめん、頭に血が昇った」
黙り込んでしまった私に気を遣ったのかスニョンは私に謝ってきた。
私が浮気した?別れたいって言った?友達を使って?
『ね、ねぇ………』
「………なに」
『あの時、浮気したのはスニョンだよね?』
「は?してねーよ」
『は、………ちょっと…まってよ』
頭を抱えてしまった。何がどうなってんの?あの時、同じ講義の女の子から声をかけられて写真も見せられたのに?
でも浮気してたのを私は知ってるんだからしてたとしたら私にしてない、なんて嘘つく必要もないよね?
『だって、私………同じ講義の子から聞いたんだよ?名前はちょっと出てこないんだけど………
スニョンは浮気してて別れたいから伝えてて欲しいって、声ももうかけないで欲しいって………』
「………………は、」
次はスニョンが固まってしまった
『それに、私見たんだよ!?スニョンが女の子を家に入れていく所もっ!!』
「は?家に?」
そう言って少し考えだしたスニョン
『その伝えてくれた女の子が写真を見せてきたの、その写真にはスニョンが招き入れるみたいな形で女の子入れてて……』
「あぁ…あの時、」
『な、何だったの?』
「同じサークルの女の子がサークルに使うノート貸して欲しいってわざわざ取りに来たんだよ。
でも、どこ置いたか分かんなかったから外は寒かったし玄関で待っててって玄関で待って貰ってた。」
『う……嘘でしょ?』
「その後、ノート渡したらすぐ帰ってったよ。5分も無かったんじゃない?それ以外入れた事ない」
『…………』
「……なぁ」
『……なに』
「お前に声かけてきたの、ナユン?」
『え……あぁ、多分確かそんな名前だったかな?』
「……はぁ」
私に声をかけてきた女の子の名前を知るとカウンターに肘を置き頭を抱えてしまった
「俺もナユン、なんだよ」
『…………え』
「しかも俺、その後に告白されてんの」
『……………』
「あーあ、マジか」
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ノルン(プロフ) - ゆんさん» 初めまして!コメントありがとうございます🙇♀️素敵なお話だと思って貰える事が作者として本当に力になり励みになります😭もっと愛して貰えるよう頑張りますね!次も是非是非お楽しみ下さい😊 (11月22日 0時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 犬こそ正義さん» 舞いと如くから引き続きまたまたありがとうございます🥰全作品読んで頂いてたのですね!本当に嬉しいです😇またスニョン沼に浸かって貰えれるようまだまだ頑張りますねっ!ホランヘッ🐯 (11月22日 0時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - はじめまして。ノルンさんの素敵なお話どれも楽しく読ませていただいています。次のお話も楽しみにしてます! (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - 私も全部読んでます!!本当に惹き込まれるお話で最高です..!!これからも応援しています♥️ホランへ~🐯💗 (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ぐぅゆぅさん» え!全部ですか!?むちゃくちゃ嬉しいです😭本当にありがとうございます🙇♀️もっと楽しんで頂けるように今後とも頑張りますので末永くよろしくお願いしますね🥰 (11月18日 21時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノルン | 作成日時:2023年11月17日 23時