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スンチョルさんの背中を見送り周りを見渡すとトイレ掃除に行っていたであろうスニョンが戻って来た。
「あれ？ヒョンは？」
『アフターなんだってさ。閉め作業教えるよ』
「うん」
そう言って私の後をついてくるスニョン。閉め作業、なんて言っても大切なのはレジのお金のみだけどね。
掃除や賞味期限切れのもの、洗い物など空いている時間に全て済ませるからやる事はほとんど終わってしまう。
レジの中のお金を確認して誤差は出ていないか、を確認してレジ下の棚にある倉庫に仕舞えば翌日スンチョルさんが売り上げを持って帰る。
ま、やることと言えばこれだけだ
「えっ、こんだけ？」
『うん』
やっぱり驚いたスニョンは目を丸くして数回頷くと私達のやる事は全て終わってしまった
『じゃあ、今日はもう着替えて………』
「あっ！忘れてた！！」
『え？何を？』
スニョンはそう言ってレジ横からカウンター内の冷蔵庫を漁り出しジャーン！と声を上げた
「生ハムとチーズ？』
「明日ってか、今日？の昼に賞味期限切れるんだよ！頂こうよ！」
『あぁー、まぁ食べても怒りはしなさそうだね』
「でしょでしょ？俺、ドリンク入れてあげるからカウンター座ってて！」
『え、勝手に飲んじゃうの？』
「んなの、バレないって！」
そう言ってスニョンは笑った後に嬉しそうにドリンクを作り始めた。確かにバレないだろうし、もしバレてもお前ら何してんだよ〜で終わりそうだな
「はい！まぁモクテルだからちょっと悲しいけどね！」
『あぁ、酒が良かったって？』
「そうそう！俺まだ飲めるし？」
そう言ってスニョンはまた私にピニャコラーダを差し出した。自分もピニャコラーダのようだ
『また、ピニャコラーダ？』
「いいじゃん！嫌い？」
『嫌いではないけど……』
「ほら、俺達にピッタリじゃん？ある意味」
『ピッタリ？』
私がそう聞くとスニョンは少し笑うとカウンターにチーズと生ハム、そしてもう一つのピニャコラーダを置くと回り込んで隣へと腰を下ろした
「うん、カクテル言葉」
『そうなの？なんて言うの？』
「は……知らないの？」
そう言ったスニョンはこちらを見てキョトン、としていた
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ノルン(プロフ) - ゆんさん» 初めまして！コメントありがとうございます🙇♀️素敵なお話だと思って貰える事が作者として本当に力になり励みになります😭もっと愛して貰えるよう頑張りますね！次も是非是非お楽しみ下さい😊 (11月22日 0時) (
レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - 犬こそ正義さん» 舞いと如くから引き続きまたまたありがとうございます🥰全作品読んで頂いてたのですね！本当に嬉しいです😇またスニョン沼に浸かって貰えれるようまだまだ頑張りますねっ！ホランヘッ🐯 (11月22日 0時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - はじめまして。ノルンさんの素敵なお話どれも楽しく読ませていただいています。次のお話も楽しみにしてます！ (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 74ad00435c (このIDを非表示/違反報告)
犬こそ正義(プロフ) - 私も全部読んでます！！本当に惹き込まれるお話で最高です..！！これからも応援しています♥️ホランへ~🐯💗 (11月21日 23時) (レス) @page48 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ノルン(プロフ) - ぐぅゆぅさん» え！全部ですか！？むちゃくちゃ嬉しいです😭本当にありがとうございます🙇♀️もっと楽しんで頂けるように今後とも頑張りますので末永くよろしくお願いしますね🥰 (11月18日 21時) (レス) id: 907990f381 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノルン
| 作成日時：2023年11月17日 23時
