百九十五話 ページ47
Aside
治「邪魔をするな。
緑谷Aだろう。溶解と過去を倒したようだな。代償はでかいようだが。
それでどうやって俺を止める。
不可能だろう。」
緑「時間さえ稼げればそれでいい。
それに、分かるでしょう？
貴方、あたしの個性を殆ど把握しているでしょう。可能だってわからない？」
挑発をしながら後ろに回り殴り飛ばす。
足が無いから不安定極まりなく、そんなに上手く入らなかった。それでも矢張温度を使わない相手って楽だ。
こいつは何を思ってあたしを率いれようとしているのだろえか。
こいつはどこまで知っているのか。
疑問はつき方に無かった。
紙に書いて渡したいくらいに沢山出ていた。
治「個性のことを知りたいか。
何故、急なキャパオーバーが生まれたのか。何故、周囲の人間にも効くのか。
山ほど在るだろう。」
緑「ありますよ。そりゃあね。
でも今はヒーローだ。関係ないだろう。少なくとも、今はだけれどね。」
飛んでくるとげ。
やはり、そんなに持ちそうにもなかった。足も手もでないようだった。
これ以上使えば、キャパオーバーでまた迷惑をしてしまう。それは防がないといけないのになにだっか。
治「お前がこちらに来ればいいのだがな。
ここで殺すのは矢張、勿体無いな。
こちらに来ればすべてを教えてやると考えていたが教えてやろう。
気が変わった。
お前の個性はどんなものでも空気にし、作り直しそれを操る力だ。
それは性質だけ言えばどんなものでも一度壊し作り直す俺と似ている。壊理ともだ。
そしてその力には制限がない。
キャパオーバーと言うのは体の限界が来たから起こっているもので個性に関しては空気がある限り限度が存在しない。
そして一度壊した物は完全に操ることが出来る。
お前の個性は物理的な物でも失くなっている。人の精神すらも操るものとなるだろう。」
初めて知ったこの個性の全容。
あまりにも強大な力。
この力を持って、これからどうすればいいのだろうか。
どうやればいい。
緑「…それを言って何がしたいんだ。」
治「お前が気に入った。
それだけだ。
この戦いがどのような結末で終わろうとお前の運命は変わらないだろう。
お前の個性には生かすだけの価値がある。」
その時、背後から刺されてしまった。
落ちるのは回避しようと何とか地上に這い上がって出てきた。
兄さんが、壊理ちゃんを抱えて全力で戦っていた。
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ミナミ(プロフ) - 今井 明希さん» ありがとうございます！続編もこれからもよろしくお願いいたします！ (2020年2月12日 22時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
今井 明希(プロフ) - 面白いです！最新がんばってください！ (2020年2月12日 0時) (レス) id: d714c1a6ae (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 読んでくださってありがとうございます！背景ちょっといつも考えていたので気づいてもらえて嬉しかったです！これからも頑張るので宜しくお願いします！ (2020年1月29日 22時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
メガネザル - 面白くて一気に読んじゃいました！ 更新頑張ってください！応援しています(*´▽｀*) (2020年1月28日 22時) (レス) id: 7074a2782f (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ - 続編応援してます！これからも頑張ってください。毎回、後ろの背景?が変わって何かワクワクしてます(語彙力がない) (2020年1月28日 21時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
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