百八十三話 ページ35
Aside
床に転がってるやつらが物凄く邪魔をしている。
取り敢えず踏まないように頑張っているのだが、もうすでに何度かわからないくらい踏んでしまっている。
かれこれ十分ほどこの二人の男と防戦一方になってしまっている。
マグマだから空気の壁はすぐになくなってしまうし、横のやつは見てくるし。だから、空気でいるんだが、余りに暑いからそうもしていられないもので。
非常に厳しい戦いをしてしまっていると自分でも思っている。
どうすればいいのか、打開策は浮かばない。
「おらおら！！
まだ、戦えんだろ！？俺の相手をしろよ！ヒーロー、俺たちはなぁ、戦って死ぬんだ！誇りをもってな！」
「次、左に動く。」
しかも横のやつはそれなりに体力あるのか避けたりもできたりしているわけで。
本当にどういうことなんだよおい。
「ねぇ、緑谷Aサン。
あんたさぁ、うちの組に入らないかとオーバーホール様がおっしゃっているのですが。
出来た完成品であんたの個性を消してやると言う取り引きでございやす。視たところ、あんた随分苦労している。
オーバーホールは大歓迎だと思いますよ。
どうですか？」
緑「断らせてもらいます。」
何を言い出すのやら、そんなことを言い出した。皆でやると言うこもになっていたから丁重にお断りした。
意味がないからだ。
個性を消してくれる。
只、その言葉により心が引かれた。個性を消してくれるのだ。
もう二度とこんな、バケモノみいなあたしが苦労をしなくてすむ。皆と同じになれるのだ。嫌な想いをしなくてすむ。
「そうですか……。
こちらに来てくだされば……壊理サンと言いやしたっけ？あのお嬢さんを逃がすそうでが聞いていませんか？」
緑「…はっ？！」
そんなことを本当に治崎がするのか。
信じられないようなことだった。あの治崎が？にわかには信じがたい話だ。
「オーバーホールにとっては貴女も壊理サンも同じような価値なんですよ。
壊理サンとオーバーホールのお二方と同じことがあんたは出きやす。
まぁ、壊理サンとは違いますがあの子と同じで完全に個性を壊すことが貴女には出来るんですよ。
だから、オーバーホールは貴女に何よりも重きを置いているんです。」
やはり、推測通りだ。
あたしは治崎と同じことが出来る。
やはりこの個性はそんなことも出きるのだ。ひょんなことから意外なことを知る。
勧誘するつもりなのだこいつらは。
その為にここにいた。
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ミナミ(プロフ) - 今井 明希さん» ありがとうございます！続編もこれからもよろしくお願いいたします！ (2020年2月12日 22時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
今井 明希(プロフ) - 面白いです！最新がんばってください！ (2020年2月12日 0時) (レス) id: d714c1a6ae (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 読んでくださってありがとうございます！背景ちょっといつも考えていたので気づいてもらえて嬉しかったです！これからも頑張るので宜しくお願いします！ (2020年1月29日 22時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
メガネザル - 面白くて一気に読んじゃいました！ 更新頑張ってください！応援しています(*´▽｀*) (2020年1月28日 22時) (レス) id: 7074a2782f (このIDを非表示/違反報告)
みけねこ - 続編応援してます！これからも頑張ってください。毎回、後ろの背景?が変わって何かワクワクしてます(語彙力がない) (2020年1月28日 21時) (レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
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