百八話 ページ10
Aside
うん、まぁ、予想してたけど荷ほどきは五分も顔らなかった。
大体、三分くらいですんだ。
あたしの荷物、どんだけ少ないんだよ。他の皆、まだまだやってるって感じなのになぁ。
何もない部屋。
カーテンすらない。
あるのは、多少の教科書と文房具位。そろそろ買い換えなきゃいけないけど高いのとこれからバイトできないからな。
買い換えるのは当分無理のようだし、仕方がない。我慢しよう。
冷蔵庫にもらった果物を入れた。
まだ、たくさん残っている。腐る前に食べきらないと。食べきれそうになかったら、かっちゃんにあげよう。
流石に腐ったやつ食べさせるわけにはいかないし、早めにしないとな。
床に寝転がった。
やっぱり、床は固くて痛い。寝心地は悪いだろうな。冬になったら温度調節欠かせなくなるだろう。温度差で死ぬ。
兄さんは布団で寝るんだよな。
兄さんはこの部屋に沢山ものがあるんだよな。きっと。
兄さんはいいな。
羨ましい。
それに比べて私は……母さんにとって、あたしは要らない子。あたしは要らなかった。
兄さんがいれば良かったんだ、やっぱり。あたしはいなくても良かったんだ。あたしが生まれる必要はなかったんだ。
ならいっそ、生まれたくなどなかった。母さんにあんなこと言わせるくらいなら。
暇だし、寝るかな。
そう思って寝ることにした。
どうせあんまり寝られないだろうし、寝られるときに寝ておかないと持たない。
ゆっくりと、寝た。
が、あたしにとっては数秒後、外は暗くなっていたから数時間後、ノックがされた。
八「Aさん？
女子皆でお風呂に行こうと言うことになったのですが、Aさんも来ますか？」
緑「…あ、うん。
今行くよ。ちょっと待っててくれる？」
八「分かりましたわ。」
急いでリュックの中から下着とかを出してジャージを出して八百万さんのところに行った。
八百万さんももう終わったみたいだった。
八「では、行きましょうか。」
緑「うん。」
エレベーターに乗って、一階に降りた。
もう皆揃っていて、あたしたちが最後のようだった。
緑「ごめん、待ったかな？」
蛙「大丈夫よ。」
芦「よし、じゃあ女子皆でいくぞーっ。
お風呂ってあっちだったよね！峰田たちはまだ荷ほどき終わってないみたいだし、今がチャーンス！」
皆でお風呂場に行った。
その時もお喋りして、楽しかった。
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ゆゆ - だ、誰落ちになるんだろう...() (2020年1月27日 19時) (
レス) id: 307b6a2115 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 田中さん» バブルガールの台詞でしょうか？そこならば確認したところミリオンと呼ばれていました。その他の呼ばれ方もサーはミリオですし間違いはないと思うのですが…間違ってたらほんとすみません。場所も教えていただけると有り難いです。 (2020年1月23日 21時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
田中 - ミリオ先輩のヒーローネームは私の記憶違いでなければルミリオンではありませんでしたか？ (2020年1月22日 22時) (レス) id: 8a90152d92 (このIDを非表示/違反報告)
彼雨(プロフ) - 私は思った…もしや禁断の恋来るパティーン！？ (2020年1月13日 21時) (レス) id: 1d3d5b016f (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！これからもよろしくお願い致します！ (2020年1月11日 20時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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