百三十九話 ページ41
Aside
通「サー！！凄い音しましたけど終わりましたか！？」
サーを見ると笑っていた。
部屋は物凄く散らかっている。この様子だと、兄さんは突破したらしい。
私の時はこう言うのなかったのにな。
そう思いながらも片付けをした。片付けには意外に時間がかかってしまった。
その後、兄さんは取り敢えずと帰されていった。
サ「さて、今後について話をして行く。
バブルガールから聞いたと思うが、死穢八斎會についてだ。
これからはパトロール兼監視が増えてくるだろう。それを踏まえてだが……現段階で死穢八斎會が敵連合と絡んでいる可能性が出てきた。
どう動くかは分からないし、殆ど関わりは無いかと思うが……特にAは気を付けろ。
余程の事がない限り、単独行動はしないことだ。」
通「分かりました！」
緑「はい。」
まぁ、当然か。通形先輩は兎も角、私は一度拐われてしまったし。
サーも心配、していてくれているんだろうか。
サ「それから、死穢八斎會についてだ。
監視、諸々はAにも手伝ってもらうことが多いだろう。
個性の都合上、助かるしミリオには緑谷の方を見てほしいからな。」
通「了解です！」
緑「分かりました。」
サ「では、取り敢えずミリオは帰ってもいい。Aは話がある。」
そう言うと、通形先輩は帰っていった。
どうしたんだろうか。
サ「さて、A。
個性の方で暴走が出ていると雄英の方から聞いていたからな。
その話をしようと思った。
今までは無かったんだな。」
緑「はい。
今までは一切なくて…キャパオーバーも、薄くなるってそれだけだったんです。」
サ「……なら、個性が強力になったのだろうな。」
バ「強力に？」
サ「今までのキャパオーバーも、言い換えれば暴走の一種なのだろう。
薄くなるのは個性を使えばそうなる。
つまり、個性を使えば使うほどその境目が曖昧になりそのせいで勝手に発動してしまう、と言うことだったんだ。」
そうだったんだ。
やはり、サーはよく見てくれている。あたしの気づかない事を教えてくれる。
サ「今まではそれで済んでいたのが成長と訓練によって体が追い付かずに個性のみ強力になったんだろう。
だから、元の器…体に個性が合ってないんだ。使いすぎると個性が器を溢れようとする。
コップに水を注ぎすぎるような感じだな。」
緑「…そうなんですね。」
サ「だから、これからは体の強化をしていけ。それから、もういい時間だし昼も食べていくといい。」
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ゆゆ - だ、誰落ちになるんだろう...() (2020年1月27日 19時) (
レス) id: 307b6a2115 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 田中さん» バブルガールの台詞でしょうか？そこならば確認したところミリオンと呼ばれていました。その他の呼ばれ方もサーはミリオですし間違いはないと思うのですが…間違ってたらほんとすみません。場所も教えていただけると有り難いです。 (2020年1月23日 21時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
田中 - ミリオ先輩のヒーローネームは私の記憶違いでなければルミリオンではありませんでしたか？ (2020年1月22日 22時) (レス) id: 8a90152d92 (このIDを非表示/違反報告)
彼雨(プロフ) - 私は思った…もしや禁断の恋来るパティーン！？ (2020年1月13日 21時) (レス) id: 1d3d5b016f (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！これからもよろしくお願い致します！ (2020年1月11日 20時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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