百二十一話 ページ23
Aside
説明されるところには沢山の人がいた。
色んな学校から来ていて、この中から合格する人が五割を切ると思うと寒気がする。
目「えー……ではあれ、仮免のやつをやります。あー……僕、ヒーロー公安委員会の目良です。好きな睡眠はノンレム睡眠、よろしく。
仕事が忙しくてろくに寝れてない…！人手が足りてない…！眠たい！
そんな信条の下ご説明させていただきます。」
大変そう…。
誰かゆっくり寝かせてあげたらいいのに……。ヒーロー公安委員会ってブラック？
そんな中、説明が始まった。
あたしは適当に聞いていた。あたしに不利ではない。と言うか、とても有利に思える。
長ったらしい説明は嫌いだ。聞く気が途中から失せてしまう。
だから省略。←
蛙「Aちゃん、先着100名って大丈夫かしら。結構不安だわ。」
緑「…へっあ、え？
大丈夫、だとは思うけど……。個性的にこれはあたしにとっては有利だと思うし……。」
蛙「そうなのね。
私も受かるように頑張るわ、Aちゃんも頑張ってね。」
緑「…うん。落ちたりしたら特待生制度剥奪かもしんないし…。
それだけは避けなければ……。」
蛙「Aちゃんも大変ね。」
ターゲットが渡された。目立つところにこれをつけて、配られた６つのボールをターゲットに当てる。
３つ当たったら倒したことになり、2人倒せれば此方の勝ち、つまりクリア。
こりゃあもう、楽すぎる。
開始三秒で行けるかな。もっと早くも出来るかもしれない。
あたしの個性にこれは美味しすぎる。
なんか煩く騒いでる兄さんを無視したら、そのまま他校の人についていく。
勿論、あたしは空気になって薄くなってる。てか、そのものになって相澤先生でないと見つけられなくなっている。
START！！
スッと他校の人に近づき、ボールだけギリギリバレないような感じにしてポンポンと押していく。
いやぁ、楽だわ。
この個性もたまには役に立つもんだな。
目「ん？
早速、一人目クリア。合格した人は出てください。」
皆にはちょっと悪い気もするけど皆なら大丈夫でしょ。あたしの個性だとそんなサポートもできないし。
受からないといけない。
思ったよりも遥かに楽だったわ。どうしよう。この調子でどんどんやっていこう。
個性もあんま消費しないように。
次の課題が何かわからないから、早めに抜けられたのは良かった。
あたしは、控え室に向かった。
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ゆゆ - だ、誰落ちになるんだろう...() (2020年1月27日 19時) (
レス) id: 307b6a2115 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 田中さん» バブルガールの台詞でしょうか？そこならば確認したところミリオンと呼ばれていました。その他の呼ばれ方もサーはミリオですし間違いはないと思うのですが…間違ってたらほんとすみません。場所も教えていただけると有り難いです。 (2020年1月23日 21時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
田中 - ミリオ先輩のヒーローネームは私の記憶違いでなければルミリオンではありませんでしたか？ (2020年1月22日 22時) (レス) id: 8a90152d92 (このIDを非表示/違反報告)
彼雨(プロフ) - 私は思った…もしや禁断の恋来るパティーン！？ (2020年1月13日 21時) (レス) id: 1d3d5b016f (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！これからもよろしくお願い致します！ (2020年1月11日 20時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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