百十二話 ページ14
Aside
朝。
早朝、午前四時。
まだ朝日は昇っていなくって、薄暗いようなそんな天気で。
目が冴えた。
取り敢えず、もう寝れそうにも無かったから外に出ることにした。
まだ八月だけれど、朝はほんの少し冷えていて、少し冷えた風が心地いい。
取り敢えず、朝日が昇って来るまで走ろっかな。暇だし。
ゆっくりと足を進める。こうやって走るのも随分と久しぶりのことだ。ゆっくりと体をならさないと。
壊してしまったらいけない。
取り敢えずあたしにしては遅いペースで雄英の敷地の回りを一周と半して、森の前で身体を動かすことにした。
一周と半走ると流石に少しキツくなってきた。どんだけ雄英広いんだ。
朝が早かったお陰か、まだ日は昇り始めの頃だった。ゆっくりと息を吸って、呼吸を整えて行く。
個性を使わずにトレーニングをする。行動範囲を広くしたい。
身体を上手く使って、一人でも大勢に通用するようになりたい。
もしも、個性が使えないような状況下になったらあたしはかなり不利だ。最近なんか特に個性を使う訓練をしているんだから。
そう言うときは予測される。だから、もっと広範囲に動けるように。
後、個性が使えない場合の攻撃力もあげたい。女の身体じゃあそこまでいかないだろうが工夫すれば効果的に出来るだろうし、やらないに越したことはない。
軽くストレッチをして始める。
足を振り上げ、蹴る。森があったから、木を使ったり使えるものはなんでも使う。
応用力も重要だ。
その場にあるもので攻撃をしたり出来たら、いいだろうしあたしは今のところそう言うのを持つつもりはない。
武器とかね。
相手がいないから歯応えがない。想像して動くけどさ。なんか、こうね。
仕方無いか。
一通りの動きをやって、後は筋トレをすることにした。
木の枝の太いところに掴まって、身体を…こう、持ち上げるやつ。←語彙力。
それをやった。腕力とか。後はまぁ、室内じゃあ出来ないしね。
相「おい。
朝っぱらから何やってんだ。まだ五時だぞ。日も出てない。」
相澤先生だ。
見るからに気だるそうなことで……。気だるいなら来なければいいのにな。
緑「…身体、訛ってたんで。
仮免受けるのなら鍛えて戻す以上のことをしないと………。」
相「……。
別にそれは構わないがせめてもう少し寝とけ。身体を壊すぞ。
付き合ってやるから、こっち来い。」
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ゆゆ - だ、誰落ちになるんだろう...() (2020年1月27日 19時) (
レス) id: 307b6a2115 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 田中さん» バブルガールの台詞でしょうか？そこならば確認したところミリオンと呼ばれていました。その他の呼ばれ方もサーはミリオですし間違いはないと思うのですが…間違ってたらほんとすみません。場所も教えていただけると有り難いです。 (2020年1月23日 21時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
田中 - ミリオ先輩のヒーローネームは私の記憶違いでなければルミリオンではありませんでしたか？ (2020年1月22日 22時) (レス) id: 8a90152d92 (このIDを非表示/違反報告)
彼雨(プロフ) - 私は思った…もしや禁断の恋来るパティーン！？ (2020年1月13日 21時) (レス) id: 1d3d5b016f (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！これからもよろしくお願い致します！ (2020年1月11日 20時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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