百十一話 ページ13
Aside
夜ご飯はフツーに果物食べた。
自分の部屋で。
と言うか、まだ学校始まってないからランチラッシュ先生のご飯が食べられない。
二週間、どうやって生きようか。
最初の方は果物で大丈夫だろうけど、もしも足りなくなったら……と言うか、果物ってそんなに何日も持つものじゃあ無いだろうし。
え、どうしたらいいんだろう。
その後、取り敢えず今まで入院して落ちた筋肉を取り戻そうと筋トレをすることにした。
これからはあんまり動けないだろうし、外を走ることも少なくなる気がしたから。
外走るのは続けるつもりだけど、忙しくなるだろうし。
コンコン
ノックの音が聞こえた。
誰か来たみたいだった。一体、どうしたんだろう。他の人は夜ご飯、食べただろうし。
八「Aさん、皆さんで部屋王をやるのですけれど、どうですか？」
緑「…部屋王？」
来たのは八百万さんだった。
隣の部屋だから、呼びに来るよう言われたのだろうか。
八「はい。
荷ほどきも終わったでしょうし、皆さんの部屋を見て回って誰が一番センスのある部屋なのかを決めるらしいですわ！」
そんなことをやるのか。
面倒だし、この部屋見られたら大抵の人は引くしなぁ。 物は何もないし。
ちなみに今はドアを少し開けて顔だけ出している状態。汗まみれだしね。
緑「…遠慮しておくよ。
もう、疲れちゃってさ。」
八「そうですわよね。Aさん、今日退院したばかりですもの。
皆さんには伝えておきますわ。しっかり休んでください！
では、また。」
緑「…ありがとう。」
なんか誤解したみたいだけどまぁ、いいか。
八百万さん、わざわざ来てくれるなんて優しいな。嫌とか、思わないんだろうか。いつもニコニコしてるけど。しっかり者だし。
まぁ、取り敢えずこの部屋の中を見せずにすみそうでほっとした。
あたしの部屋なんか見たがる人はいないだろうし、この部屋を見ても特なんてないし、不気味と思うだけだろうしな。
今のあたしの全財産は、アルバイトで少しずつ貯めておいた分でそれでも二千円ちょっと。
これからはアルバイトも出来ないだろうし、必要なものが出てきたら買えるけど……絶対いつかは足りなくなるしなぁ。
特待生制度のお陰で殆ど学校生活ではお金かかってないけど、必要なものはあるしな。
休日に無理矢理バイト入れるしかないかな。
そんなことを考えながら、只黙々と筋トレを続けた。汗が落ちる。
もう一回お風呂に入った方がいいかもしれない。
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ゆゆ - だ、誰落ちになるんだろう...() (2020年1月27日 19時) (
レス) id: 307b6a2115 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 田中さん» バブルガールの台詞でしょうか？そこならば確認したところミリオンと呼ばれていました。その他の呼ばれ方もサーはミリオですし間違いはないと思うのですが…間違ってたらほんとすみません。場所も教えていただけると有り難いです。 (2020年1月23日 21時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
田中 - ミリオ先輩のヒーローネームは私の記憶違いでなければルミリオンではありませんでしたか？ (2020年1月22日 22時) (レス) id: 8a90152d92 (このIDを非表示/違反報告)
彼雨(プロフ) - 私は思った…もしや禁断の恋来るパティーン！？ (2020年1月13日 21時) (レス) id: 1d3d5b016f (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - ななさん» ありがとうございます！そう言ってもらえて嬉しいです！これからもよろしくお願い致します！ (2020年1月11日 20時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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