五十五話 ページ7
Aside
サ「そうだ。
個性を使って、何処に行きたいかを強くイメージすることが大切だ。
ワープをするには基本的に予測をすることが鍵になってくる。ワープする先で誰か人がいたら事故になる可能性もあるからだ。
君の場合、そこに行きたいと言う想いだけでは上手くできないだろう。
そこに新たに自分を
そう言うイメージを持て。」
サーはそう指示をするけれど、実際にはそう上手くはいかない。
何しろ、やってみたら分かったことだけれど此のワープは酷く集中しないといけない。
少しでも意識が違うところに言ったら、バラけたり身体の一部が足りてなかったりする。それだけ難しいのだ。
もっと集中しないと。
もう一度試してみる。が、今度は足が上手く創れなかった。
ほんとこれ疲れる。
サ「一度休憩するか。
疲れただろう。それにもう、昼時だ。昼食を食べなければいけないな。
待っていろ。作ってくる。」
緑「ありがとうございます。」
そう言い残すとサーは出ていった。取り敢えず戻ってくるまでやっていよう。
自分を消す。否、空気にする。
新しく、創り直す。
目標地点を正確に。身体を全て正確に想い描く。よし、上手くいくかも……。
感覚が戻る。
上手くいったのか、どこも痛みはない。欠けているように見えるところもなかった。
一応、窓をみて顔を確認する。どこも欠けてはいなかった。どうやら、成功したみたいだ。
緑「…成功、した。
出来た……！」
叫びたくなるくらい嬉しかった。こんなに嬉しいのはいつぶりかな。
今のでコツは掴めたような気がする。
落ち着いて、イメージしないといけないんだ。何処に行くか、完璧にイメージしないといけない。
よし、もっと練習してもっと速くワープ出来るようになろう。
ワープ出来ても遅ければ意味がない。
それなら風を使った方がずっと速いんだから。ワープが遅いなら風を使う。
その後、サーが戻ってきて昼食だと叫ぶまで練習し続けていたのは別の話。
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すぐる - 50話の「応用が利く」のところが「応用が聞く」になっています。細かくてすいません🥳 (2023年1月12日 0時) (
レス) @page2 id: a8ac25d13a (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴,,, - この作品のおかげでサーを推しはじめた (2022年12月27日 1時) (レス) @page4 id: e85af83036 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 轟の成長みたいな感じですか？ 母が言っていたセリフも似ていますよね！ (2022年7月28日 20時) (レス) @page20 id: 279e5ec09b (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ - ミリオの個性は通過じゃなくて透過だよ (2021年10月11日 22時) (レス) @page2 id: 124affbb66 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 脱線脱出tomorrow さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします (2019年12月11日 4時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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