九十六話 ページ48
爆豪side
黒「すいません死柄木弔。
所定の場所にあるはずの脳無が……無い！」
オ「やはりまだまだ青二才だ死柄木弔！」
死「あ？」
オ「敵連合よ。君らは舐めすぎた。少年少女の魂を。警察のたゆまぬ捜査を。
そして我々の怒りを！！
おいたが過ぎたな。ここで終わりだ。死柄木弔！」
「オールマイト……これがステインの求めたヒーロー」
Aを見ると、心なしかさっきよりも顔色が悪くなってる気がした。
何が不安なのか、俺の服を力のない手で握っていた。
ぜってぇ、死なせねぇ。
A、お前、死ぬなよ。
Aは気のせいか、今にも消え入りそうな感じで……強く、此方に抱き寄せた。
エ「君が過去に暴いた弱点を参考にさせてもらったよ。」
爆「あ？あー。」
あれか。
Aに目を戻すと、首に何かはまってるのに気がついた。腹が立った。
止めてる機械をぶっ壊して外した。とげがついてて焦ったが、動脈は避けてつけられてたみたいで大量出血はしなかった。
死「お前が！！嫌いだ！！」
バシャっドドドド
死「！？」
シ「脳無！？何もないところから！あの黒い液体はなんだ！」
グ「エッジショット！黒霧は……」
エ「気絶している！
こいつの仕業ではないぞ！どんどん出てくるぞ！！」
オ「シンリンカムイ！絶対に放すんじゃないぞ！！」
爆「おﾞ！！」
オ「爆豪少年！緑谷少女！NO！」
爆「っんだこれ……体が飲まっれ。」
咄嗟にAを引き寄せた。
Aが別の場所に飛ばされでもしたら守れねぇ。こいつはどこにも行かせねぇ。
爆「ゲッホ！！
くっせぇ！んじゃこりゃあ！！」
オ「悪いね、爆豪くん。緑谷さん。」
爆「あ！！？」
回りを見ると、他にも敵が出てきた。
目の前にはさっきテレビに出てきた気持ちわりぃやつがいる。
こいつが俺らを拐うように言ったのか。
Aをこうさせたのか。
オ「また失敗したね弔。
でも決してめげてはいけないよ。またやり直せばいい。こうして仲間も取り返した。
この子達もね……爆豪くん、君が『大切なコマ』だと考えを判断したからだ。
いくらでもやり直せ。そのために僕がいるんだよ。
全ては君のためにある。」
Aは別のところには飛ばされていなかった。Aを抱き上げて背におぶさった。
やけに体が小さく感じた。
オ「やはり……来てるな。」
オ「すべてを返してもらうぞ！オールフォーワン！」
オ「また僕を殺す気か、オールマイト。」
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すぐる - 50話の「応用が利く」のところが「応用が聞く」になっています。細かくてすいません🥳 (2023年1月12日 0時) (
レス) @page2 id: a8ac25d13a (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴,,, - この作品のおかげでサーを推しはじめた (2022年12月27日 1時) (レス) @page4 id: e85af83036 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 轟の成長みたいな感じですか？ 母が言っていたセリフも似ていますよね！ (2022年7月28日 20時) (レス) @page20 id: 279e5ec09b (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ - ミリオの個性は通過じゃなくて透過だよ (2021年10月11日 22時) (レス) @page2 id: 124affbb66 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 脱線脱出tomorrow さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします (2019年12月11日 4時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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