八十六話 ページ38
Aside
ガス？
そう言う個性のやつがいるのか。個性のお陰で吸わなくて済むけど、これ、大丈夫か？
結構すごい量が充満している。
鉄「あ！
お前、Ａ組の特待生！！マスクつけてなくて大丈夫か？！ここにあるからやるぞ！」
拳「大丈夫？敵と会わなかった？」
緑「大丈夫。
個性の都合上、ガスだけ避けて行けばいいし吸ったとしても出すことが出きるから。
二人は？」
鉄「あれだ！
ガスを止める！」
拳「ガスの流れから中心で出してるやつがいると思ってね……。
戦闘の許可出たし、取り敢えずガスを止めないといけない。
八百万さんとうちらとあってない人はガスにやられるだろうしね。
それに、結構すごい速さで周りに広がってるんだ。」
緑「…そうなんだね。
そのあたしは今、誰か避難してなかったら逃がそうとしてたの。
ガスを止めるとしても、ガスは消えないよね。一回出たんだし……。」
拳「まぁ、そうだけど…」
緑「…。
取り敢えず、そいつを倒して。
あたしはここらの火を消して回る。火が回ったら逃げられなくなるしね。」
鉄「おう！
こっちは任せとけ！」
拳「よろしく頼むよ！」
そうやって別れた。
思った以上に火は回っていて、消すのに時間がかかりそうだった。
それでも、まぁ、酸素やら二酸化炭素やらを上手いことやって消していった。
緑「…っ…あちっ、」
ちょっと火傷もしかけたけれど特訓のお陰かまだ体温は上がってきていない。
上手く操れているんだろう。
するとあれだけ出ていたガスが止まった。でも、止まったと言うだけで消えてはいない。
やっぱり、そう言うことか。
急いでガスの放出されていたと予想されるところに向かった。
緑「…拳道さん！鉄徹くん！
大丈夫？」
見てみると拳道さんは無事のようだけれど鉄徹くんはガスを吸ってしまったらしい。
ヤバそうだった。
拳「あたしは大丈夫だけど鉄徹が……」
緑「…ちょっと待って……。
すぐに楽になるよ。」
鉄徹くんに触れて、すぐにガスを体内から出して酸素を入れた。
すると、顔色が良くなった。
拳「凄いね……。
こんなことも出来るなんて……流石特待生。後はこのガスをどうにかしないと……。
倒しても消えない…。どうすれば…。」
鉄「さんきゅーな！
助かったわ！緑谷！」
緑「…ガスはあたしが消す。
二人は他の人を避難させて。
火はなるべく消えてるからさっきよりも逃げやすいと思うよ。」
拳「ありがと！
頼むよ！」
緑「うん。」
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すぐる - 50話の「応用が利く」のところが「応用が聞く」になっています。細かくてすいません🥳 (2023年1月12日 0時) (
レス) @page2 id: a8ac25d13a (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴,,, - この作品のおかげでサーを推しはじめた (2022年12月27日 1時) (レス) @page4 id: e85af83036 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 轟の成長みたいな感じですか？ 母が言っていたセリフも似ていますよね！ (2022年7月28日 20時) (レス) @page20 id: 279e5ec09b (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ - ミリオの個性は通過じゃなくて透過だよ (2021年10月11日 22時) (レス) @page2 id: 124affbb66 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 脱線脱出tomorrow さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします (2019年12月11日 4時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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