七十四話 ページ26
ナイトアイside
パトロールをしていた。
それが終わり、バブルガールと共に事務所に戻るときのことだった。
サ「……？
今、何か見えた気がしたんだが。」
バ「…そうですか？
じゃあ、一度止めますね。」
先ほど何か見かけたところに戻ると、そこにはAが倒れていた。
バ「へ！？
女の子てか、この制服雄英高校じゃないですか！！えっ、ちょ車に乗せて運ばないとヤバイですよ！」
個性の話は聞いていた。
だから、雨による急激な温度変化に耐えられなかったのだろう。
バブルガールと急いで運び、車を事務所に走らせた。
ミリオは今はインターンに来ておらず、期末テストをやっている。
どのくらいあの場所にいたのか、凍えていた。取り敢えず、急がねばならない。
バ「…どうして雄英高校の子があんなところに倒れてたんですかね。」
サ「…個性の都合上だ。
話さなかったが、その子は緑谷Aと言ってうちの職業体験に来ていた。」
話さざるを得ない状況だったので仕方なく話した。
黙っていてもいいことはないだろう。
バ「へ！？
何でそんな事を話していなかったんですか！重要なことじゃないですか！」
サイドキックに彼女の事を話さなかったのにはもう一つ訳がある。
ミリオに知られないようにする他にもう一つだ。
私は彼女の未来を見てしまった。
そして彼女は言い表せないような悲惨な死を迎えると言うものだった。
だから、言えなかった。
だが…ここまで来れば話す他ない。今のところ、彼女の未来は変わっていないようだ。
確かに今日、彼女を拾う未来を体育祭のあの日見たのだから。
サ「……私は彼女の未来を見た。
元から職場体験に呼ぼうとは考えていたが当初は話すつもりだった。
だが…彼女の未来は酷いものだった。」
バ「…そんな……」
サ「私は彼女の未来を変える為に抗う。彼女は思っている以上だ。
こうして変わるかどうかは分からないがな。取り敢えず事務所に急ぐぞ。」
バ「…はい……！」
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すぐる - 50話の「応用が利く」のところが「応用が聞く」になっています。細かくてすいません🥳 (2023年1月12日 0時) (
レス) @page2 id: a8ac25d13a (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴,,, - この作品のおかげでサーを推しはじめた (2022年12月27日 1時) (レス) @page4 id: e85af83036 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 轟の成長みたいな感じですか？ 母が言っていたセリフも似ていますよね！ (2022年7月28日 20時) (レス) @page20 id: 279e5ec09b (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ - ミリオの個性は通過じゃなくて透過だよ (2021年10月11日 22時) (レス) @page2 id: 124affbb66 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 脱線脱出tomorrow さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします (2019年12月11日 4時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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