六十五話 ページ17
Aside
それから数日間が経っていき、期末テスト当日となった。
勉強の方は万端だ。問題は実技。
筆記の方は上手くいった。間違えた箇所は思い付かないし、念頭に準備したから大丈夫。
此れから起こる実技は予測がつかない。
出来る限りの準備はしてきたけれど、其でも不安だ。きっと、あたしの弱みをついてくるだろうから。
そうでなきゃテストの意味がない。
ヒーロースーツを着て、集められた。其処には先生方がいた。やけに人数が多い。
嫌な予感がするな。
相「それじゃあ演習試験を始めてく。
この試験でも勿論赤点はある。林間合宿に行きたきゃあみっともねぇへますんなよ。」
耳「教師陣多いな。」
相「諸君なら事前に情報を仕入れて何をするか薄々分かっているとは思うが……」
上「入試見てぇなロボ無双だろぉ！」
芦「花火！カレー！肝試しー！！！」
テンション高いな……。
そんなに楽しみなんだろうな。あたしはもう行く費用が幾らかかるかだけで目眩を起こしそうなのに。
すると、相澤先生の捕縛布がもぞもぞと動き出した。出てきたのは校長先生だった。
根「残念！諸事情により今年から内容を変更しちゃうのさ！！」
瀬「校長先生！」
八「変更って……」
先生どこから出てきてんだろ。
ニョキって生えてきたかと一瞬思っちゃったじゃん。すごいな。
根「それはね！
対人戦闘・活動を見据えたより実戦に近い教えをするのさ！
と言うことで諸君にはこれから……。
二人一組で此処にいる教師一人と戦ってもらう！」
麗「……先…生……方と？」
うわぁ、やだな。
どうすればいいんだろう。相手はプロだ。経験も実績も何もかもが格上。
まともに戦って勝てるわけがない。
相「尚、ペアの組と対戦する教師の組み合わせは此方で決定済み。
動きの傾向や成績、新密度……。諸々を踏まえて独断で組ませて貰ったから発表するぞ。
先ず、最初にだが……。
Aは他の生徒と基準が異なるため先に行う。Aのみ、一人でやる。
対戦相手は…俺とだ。」
え？
何て言ったんですか？
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すぐる - 50話の「応用が利く」のところが「応用が聞く」になっています。細かくてすいません🥳 (2023年1月12日 0時) (
レス) @page2 id: a8ac25d13a (このIDを非表示/違反報告)
羽鶴,,, - この作品のおかげでサーを推しはじめた (2022年12月27日 1時) (レス) @page4 id: e85af83036 (このIDを非表示/違反報告)
真昼 - 轟の成長みたいな感じですか？ 母が言っていたセリフも似ていますよね！ (2022年7月28日 20時) (レス) @page20 id: 279e5ec09b (このIDを非表示/違反報告)
たむたむ - ミリオの個性は通過じゃなくて透過だよ (2021年10月11日 22時) (レス) @page2 id: 124affbb66 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - 脱線脱出tomorrow さん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いいたします (2019年12月11日 4時) (レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
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