二百五十五話。 ページ6
Aside
ずっと前から、準備をしていたことがある。
それを実行するのはずっと引き伸ばしてきたけれど、とにかくずっとやりたかったことが。
目標が変わっても、過程が変わっても最終的に落ち着く場所は変わらない。誰にも悟られてはいけない。私の秘密も、これから先のやろうとしていることも。
私はエル。
ヒーローになりたい雄英高校の１年生。親を失って、一人で弟のためにヒーローになろうとしてる。
それ以外は普通の女の子で、元気でよく笑う。
そんな女の子。
周りがハッキリ見える。
私はこの場でどのように役に立つべきか。
個性がある以上、できる限りのことはやるべきだ。
「令状読み上げたらダーッ！！と行くんでよろしくお願いします！」
その声が聞こえてきて前を向く。
みんながいる少し後ろの方で私は待機していた。するとその時壁を突き破って活瓶力也が突っ込んできた。
活力を吸う個性だったか、私と相性がものすごく悪い。
「エル！お前はこっちだ！」
イレイザーにそう呼ばれ、周りにいるヤクザたちを倒しながら進んでいった。
中に入ると木造建築で昔ながらの家、という感じで。
遅れていくと、皆はもう地下に入っていくところだった。少し手間取ってしまったな。
ヤクザの数が多かった。これだけの人数をしきれるなんて、死穢八斎會の若頭はどんな男なんだろう。
「私達おさえてるから先に行って！この先にサーたちは行ったから！」
「了解です！」
入り口にはセンチピーダーとバブルガールがヤクザたちを抑えていた。私は言われたとおりにそのまま下に降りていった。
すると階段が歪んだ。
この個性は…本部長、入中？だけど、こんなに個性を使うことはできないはず。厄介だな。
「…誰もいなくないですか？」
グラグラ来た足場でなんとか進みながら行くとそこに広がっていたのはただの壁だった。
誰もいないじゃない。
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ミナミ(プロフ) - yuaさん» ありがとうございます！これからのシリーズもどうぞよろしくお願いいたします！！！ (2022年10月23日 16時) (
レス) id: 6614ae932f (このIDを非表示/違反報告)
yua - コメント失礼します! シリーズ全部読ませてもらいました! 全部面白くて、感動しながら読んでいます。 更新頑張ってください!! (2022年10月22日 15時) (レス) @page50 id: 658ebb7b55 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - Reeさん» ありがとうございます！更新頻度も気まぐれだというのに多くの方々に読んでいただけてうれしいです！これからも応援よろしくお願いします！ (2022年10月18日 20時) (レス) id: dce04d5ff9 (このIDを非表示/違反報告)
Ree(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませて頂いてます！凄く面白いです。爆豪と相澤先生推しなので更に最高と思いながら♡これからの展開がとても楽しみです。陰ながら応援してます。 (2022年10月17日 19時) (レス) @page47 id: dbef1d39c6 (このIDを非表示/違反報告)
ミナミ(プロフ) - にゃんこうどんさん» ありがとうございます！！とても嬉しいです!爆豪くんもかっこいいですよね…人気投票１位なのもなっとくですしギャップ萌えやばいですよね！これからもこの作品をよろしくおねがいします！ (2022年9月19日 14時) (レス) id: 6614ae932f (このIDを非表示/違反報告)
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