十七話 ページ19
Aside
相「…起きろ緑谷。」
聞きなれた声。あれと思って顔をあげると案の定、相澤さんがいた。
緑「…何かありましたか相澤さん。」
相「俺は担任だ。宜しくね。」
は？
他の人はほとんど来ていて皆はてなが出てきそうな顔でこちらを見ている。
相「これ着て運動場αに集合。」
と言われ、特注の体操服を渡された。
回りを見ると兄さんたちももう来ていて、皆座っていた。
相澤さん……相澤先生、起きる前になんか言ったのかな。静まり返って変な感じだ。
取り敢えず着替えようと立ちあがり、更衣室の方に向かった。
適当にパッと着替えると、まだあたし一人だけで誰も来ていなかったみたいで相澤先生だけがそこにいた。
緑「…こんにちは。」
相「緑谷、早いな。
そう言えば、お前双子だったんだな。」
緑「…まぁ。兄がいるので下の名でいいですよ。ややこしいですし。」
そう答えた。
兄さんのことは嫌いじゃないけど、苦手だ。あの日から。
兄さんに、人に初めて真っ向拒絶された日から。
それから、人って言うのも兄さんも苦手だ。
どんな人だって、あんな風になってしまうことを知ってしまったから。
そうこうしている内に、皆が集まってきた。
相「お前たちにはこれから個性把握テストをやってもらう。」
全「「「個性把握テストォォォ！？」」」
お「入学式は！？ガイダンスは！？」
うん……何でそんなことやるなんて考えたんだろうって言うぐらい不思議。
ごもっともな意見だと思う。
相「雄英は¨自由¨が売り文句。それは¨先生側¨も然り。
お前たちも中学の時からやってるだろう？
個性禁止の体力テスト。
国はまだ画一的な記録を取り続けている。合理的じゃない。」
何この合理的主義者。
初めてだよこんな合理的の権化のような人を見たのは。
相「試しにA、投げてみろ。」
渡されたのはソフトボール投げのボール。なんか機械がくっついていて、これで図るような感じだ。
相「円の中からでなけりゃ何してもいいからな。壊すことはするなよ。」
緑「…えっ……分かり…ました…」
飯「何故彼女なのですか？
彼女だけ席順も他の人と違っていました！其にも理由があるのですか？」
きっとずっと考えてたんだろうな…
相澤先生も大変だな。このクラス、濃そうだし……。
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ミナミ(プロフ) - 読んでくださり、ありがとうございます！変更してみました！後の作品でもそう言うものがあればご指摘ください。ご意見ありがとうございました！ (2020年2月16日 23時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - あ、アンチではなく、意見です。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - こちらをご覧ください。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - http://www.sousakuchannel.com/archives/12204492.html (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - 内容はとても面白いです！ですが、とても読みづらいです。何でもかんでも漢字にすればいいと言うわけではありません。もう少し読みやすくしていただきたいです。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
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