十六話 ページ18
Aside
今日は、とうとう入学式。
電車を乗り継いで、歩いて、雄英高校に来た。
相変わらず、正門やら校舎やらは異常にバカでかくてバリアフリーにも程があるって言うぐらいだ。
教室に入るとまだ誰も来ていなかったみたいで取り敢えず自分の席に座った。
特待生で取り敢えずＡ組になった。
席は後ろの突き出ている席で其処は特待生だからと言うことらしい。
制服も教科書も全て無償で頂き、新品も同然のものを貰ってお金を支払うと話したけれど、校長さんは笑って断った。
『君はそれに相応しい人間として自分で勝ち取ったものなのだから気にすることはないのさ！』
と、あっさり言われて今に至っている。
飯「ム！？
君が一番乗りか！俺は飯田天哉だ！宜しく頼む！」
緑「…へ、あたしですか？」
飯「君以外に誰かいるかい？」
そう言われて納得した。今日は個性を使っていないからいつもよりは見えるのか。
それに、この人委員長とか似合いそうな人だしよく見ているのだろう。
緑「…えっと、あたしは緑谷Aです。
宜しくお願いします。」
飯「ああ！
処で君は実技はどうだったかい？」
緑「…ぼちぼちって感じです。
どうも個性の扱いが難しくて。何とか受かった感じなんですよ。」
飯「そうなのか！
俺の個性はエンジンだ！お互い頑張って行こうな！」
緑「…そうですね。」
そう言い、飯田君は席についた。
するとその時ガラッとドアが開いてかっちゃんが入ってきた。
どかっと座り、机に足を乗っけた。
凄くかっちゃんらしいや。
飯「緑谷さん！
そう言えば特待生が今年から入ったらしいが、どんな方か知らないか……って君！
机から足を退けたまえ！」
緑「…生憎、知りませんね……」
知られると面倒なことになりそうだし、黙っておいた。
個性を少しでも使えばこの人も見えなくなるのかな。
少し虚しくなってきた。
騒がしくなってきたのを無視して、机に突っ伏したまま少し眠ろうと目を閉じた。
誰が担任になるのだろうか。
出来たら、相澤さんだったらいいのにな。
勝手に期待をしながら、仮眠をとった。
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ミナミ(プロフ) - 読んでくださり、ありがとうございます！変更してみました！後の作品でもそう言うものがあればご指摘ください。ご意見ありがとうございました！ (2020年2月16日 23時) (
レス) id: 4b9f084e7b (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - あ、アンチではなく、意見です。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - こちらをご覧ください。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - http://www.sousakuchannel.com/archives/12204492.html (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
名無しのゴンベ - 内容はとても面白いです！ですが、とても読みづらいです。何でもかんでも漢字にすればいいと言うわけではありません。もう少し読みやすくしていただきたいです。 (2020年2月9日 15時) (レス) id: fb6f8dff1d (このIDを非表示/違反報告)
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