貴方が好きなの！！和牛川西 2 (ページ40)

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川西side

4時間目。お待ちかねの修学旅行。今回の舞台は北海道らしい。今からHRで部屋割りとか色々決めてる。

川西「部屋割りは各部屋男女別で4人ずつやからね。決めたら書いていってなぁ。飛行機の座席と観光は自由行動やから〜。携帯は今回規制無しで。スキーだけ班ごとに分けてるからみといてー！｣

「はーい！！」

「よっしゃー！！」

「え、自由じゃん！ラッキー！！」

俺もこういう時ほんま楽しみで仕方なかった笑。

さぁ、俺のお嬢を誘おう。

川西「A、班決め以外は全部俺な」

と、頭をポンポンした。

川西「ちょっと1回席外すから戻ってきた時に質問などあれば言うてきてー」

と言って俺は教室を後にした。

全てはこの後のお昼のためにな。

戻ってきた時にえらいザワついてたけど、黒板見た時はぎっしり埋まってて、ある1人の女子生徒が

「先生ー！私、河井先生と観光回りたいですが行ってもいいですかー！」

え？！俺に聞く？

川西「えっ…！ん、まぁ、河井先生が良ければ行ってもいいんちゃう？」

ゆずる…ごめん！笑。ま、でもこのクラスゆずる好きな人多いからなんか安心笑。

「えー！私は川西先生がいいなぁー！」

なんてこと言い出すかね、ほんとに。Aの顔よ、睨んでるやん笑。

川西「はい、じゃあ今日はこれで終わり！隣のクラスとか授業中やから静かにしろよー。」

A「んふふ、先生、行こ？｣

川西「この部屋やったら誰にもバレへんから。」

と言って誰もいない教室へ。