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川西「あ、もしもし、ゆずる？今大丈夫？」
河井「おん、どないしたん？｣
川西「今日さ、昼休みAが今の担任に襲われたって泣きながら俺に言うてくれたんやけど、このままAを学校に行かせたくないから、当分休ませてほしい。後、あの担任に直接Aを襲った経緯を知りたいから直接会いたいんやけど、掛け合ってくれへんかなって。無理を言って、ほんとに申し訳ないんやけど、放っておくことは出来ひん気がして、Aを助けたい。頼む。ゆずる」
河井「俺も動くよもちろん、今日3時間目英語やってんけど、その時は変わりなくいつものAやって、たわいもない会話で盛り上がってたのに、昼休みにそんな事あったなんて、しかも今の担任、明らか怖そうな顔立ちやけど、問い詰めるわ。ほんで多分、本人の口から校長やら教頭やら学年の先生やら言うた方がええ気がするから、A連れてきってくれるか？｣
川西「分かった。その代わり、俺も同行してええかな。A、ホンマに怖そうにしてるから、少しでも安心させたいねん。俺の出る幕やないのは分かってるけど。｣
河井「賢ちゃん。この学校の3年1組の担任、川西賢志郎ってみんな思ってるから、そんなこと思わんと。戻って来る為にも、アイツと戦うしかないで。100%賢志郎が勝つから。だって、他の3年の先生って、基本賢志郎の味方やし、Aと付き合って、反対した先生達おるか？俺や水田含め、協力してもらうから、Aにカッコイイとこ見せるチャンスや思って、明日来るん楽しみにしとく。俺たちがついてるから、自信もって来いよ？｣
川西「ゆずるには、適わんなぁー。ホンマに感謝してる。んなら明日10時に着くようにするから、伝えといて欲しい。俺、絶対卒業するまで諦めるつもりは無いから、明日よろしくな。｣
河井「おん！明日また連絡するわな。朝の会議の時にちゃんと話すから。｣
川西「了解！」
A「賢志郎？！大丈夫？」
川西「あ、ごめん。上がったか。明日さ、俺と一緒に学校行こ？」
A「え、賢志郎と一緒に？」
川西「おん、ゆずるに言うたら明日会議開いてくれるように頼むらしいから、Aの口から俺に言うたようにそのまま言うてくれたら大丈夫やから。みんなAの味方やし、俺も戻れるように明日頑張るから、学校行こな。」
A「賢志郎…隣にいて…ね？」
川西「大丈夫、離れたりせえへんから｣
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作成日時：2021年6月7日 22時
