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STORY 44 ページ44
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Sside
S「う、うん…まぁ」
A「そうなんだ！！じゃあ、早いとこ仲直りしなくちゃ！！」
なんで雅紀が嬉しそうなんだ？
A「あ！そういえば、松本くんがニノ探してたけど…見つかったのかな？」
S「姿見えないし見つかったんじゃない？」
俺が投げやりにそう言え雅紀は真剣な目で俺を見てくる
A「いいの？それで？」
S「え？」
A「松本くんはニノに告白してるんだよ？ニノだって今は翔ちゃんと気まずくなって落ち込んでるだろうし」
ニノが落ち込んでる？？
んな訳ない。
昨日の帰りも普通だったし…
A「弱ってるニノに松本くんがつけこんだら2人くっついちゃうかも知れないよ？」
S「ニノは弱ってないんかないよ」
A「あのねぇ、ニノは嫌いな奴に奢ったり毎日会いに行ったりしないからね？ニノさ俺と喧嘩した時でさえ弱るんだよ。」
S「え？」
A「寂しがり屋だからね。ニノは。」
何故だか分からないけど頭の中で
松本くんがニノを口説いてるシーンが巡った
S「…俺、行ってくる！」
A「いってらっしゃい！」
雅紀見送られ俺は慌てて図書室を出た
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作者名：かずにゃん
| 作成日時：2016年5月22日 0時
