いつもの場所で NS (ページ41)

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STORY 41 ページ41

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その途端顔が真っ赤になる翔ちゃん

S「恥ずい…まじで恥ずかしい」

N「ははっ」

S「もーからかうなって！」

N「だって翔ちゃんイジるの楽しいんだもーん！」

S「それ、智くんにも言われた事ある」

智くんという名前が出てき俺は少しテンションが盛り下がる

大野さんも翔ちゃんのコロコロ変わる顔の変化を見てるんだって思ったら凄いムカついてくる

俺、大野さんに嫉妬しすぎだな…

S「ニノ？」

N「ねぇ、翔ちゃん」

S「何？」

N「今も大野さんの事好きなの？」

翔ちゃんの瞳が揺れた

S「…何で？」

N「いや…なんとなく」

S「…前にも話したけどさ…ホントに相葉くんと話してちゃんと吹っ切れたよ」

N「そっか…」

どこか気まづい雰囲気が流れお互い無言になる

S「…帰ろっか」

N「そうだね…あ、俺寄る所あるから」

S「ん、分かった。じゃあ、また明日ね」

N「うん、また明日」

ウソ。

本当は寄る所なんてない。

あの空気のまま一緒に帰りたくなかったら逃げた。

N「はぁ…何やってんだろ」

真昼間から俺のテンションは下がる一方だった

街をブラブラっとし家に帰るとベッドにダイブした

翔ちゃんに絶対不信感もたれたよな…

何で過去の事掘りかえすんだって思われてるだろうな…前にも1回聞いた事あるし

だって、翔ちゃんの顔

まだ智くんの事好きなように見えてたの？的な寂しそうな顔してたし…

明日謝る？

いや、でも何を謝る？

まだ大野さんが好きかって聞いてゴメンって？

それはなんか違う

N「あ～くっそ～」

1人でベッドの上で暴れる

モヤモヤしててその日は寝れなかった