STORY 32 ページ32
.
相葉さんの頭をソッと撫でてるとジャリッと砂を踏む音が聞こえ顔を上げる
O「何やってんの…」
そこには大野さんがいた
走ってきたんだろう髪の毛がボサボサだし呼吸も荒かった
N「慰めてるの」
O「いい。それ俺の役目」
グイッと俺から相葉さんを剥がす
A「わっ…え？何？大ちゃん？」
相葉さんに関しては突然の事で頭がついていっていないようだ
O「ゴメンね。泣かせちゃて…あと話聞かなくて」
A「…大ちゃん」
O「教えて？何があったの？」
A「…あのね」
ソッと俺は2人に気付かれないように公園を後にする
大野さんも冷静になったみたいだしもう大丈夫
翔ちゃん家のアパートの前まで行くと翔ちゃんがアパートの玄関の前で行ったり来たりしていた
N「翔ちゃん？？」
S「ニノ！2人は？？大丈夫そう？？」
N「うん。たぶん、大丈夫だよ。」
S「ホントに？良かった。智くんったらあの後俺にも謝って出てちゃったから心配してたんだよね」
N「それで家の前でずっと待ってたの？」
S「う、うん」
なにそれ…可愛すぎだろ！
N「可愛いね、翔ちゃん」
ポロっと声に出してしまった
そしたら翔ちゃんの顔が見る見るうちに赤くなる
S「なっ…」
N「あははっ！顔真っ赤！」
S「う、うるさい！それより！学校行ったら松本くんに説教しといてよね！」
N「ふふっ、りょーかい」
確かに翔ちゃんの言う通りだな
今回ばかりは調子に乗りすぎてる
N「じゃあ、俺帰るね」
S「あ、うん。また飲もうよ」
N「いいの？また迷惑かけるかも」
S「だーかーら！迷惑じゃないって！」
N「…じゃあ、また飲む。でも今度は俺の家ね？」
S「それこそいいの？」
N「いいに決まってんじゃん」
2人でははっと笑いあってるとピコンとLINEの通知がなった
相葉さんからで仲直りできた〜！ってご丁寧に写メまで送られてきた
N「見てよ。翔ちゃん」
S「ん？ははっ、幸せそうな顔してるね」
N「ホントにね」
羨ましいな…
俺も翔ちゃんといつかこういう関係になりたい
S「ニノ？」
N「あ…じゃ、また学校で〜」
S「またね」
翔ちゃんに見送られながら俺は相葉さんと大野さんの写真を見ながら帰った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 431人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かずにゃん
| 作成日時：2016年5月22日 0時
