STORY 31 ページ31
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S「も〜何で話聞いてあげないの？」
O「言い訳とか聞きたくない」
N「…大野さんはアレだ。怖いんでしょ？」
O「…」
N「自分に興味無くなって潤くんが好きになったって言われるのが怖いんでしょ？」
大野さんの目が揺れる
誰だって不安になる。怖くなる。
でも、大野さん。相葉さんはホントに大野さんにベタ惚れだと思うよ。
N「俺、相葉さんとこ行ってくるね」
S「…あ、うん。お願い。」
N「また今度2人でゆっくりしよ」
S「だね」
O「ニノ、ごめん。」
珍しい。大野さんが謝るなんて。
大野さんもそれだけまいってたんだ
ったく、潤くんは一体何をしたいんだ
喧嘩の元凶となった潤くんにムカついてくる
俺は翔ちゃん家を出て相葉さんを探す
まだそんなに遠くは行ってないはず。
翔ちゃん家付近を探してると公園のブランコに座ってる茶髪を見つけた
N「相葉さん」
声をかけると肩がピクッと動いた
ゆっくり振り返った相葉さんの顔は今にも泣き出しそうだった
A「…ニノ」
N「何してるの？こんな所で」
A「ちょっと反省中」
N「そっか」
俺も空いてるブランコに座った
A「あー何であんな言い方しちゃったんだろ」
相葉さんは地面を蹴ってブランコを漕ぎながら呟いた
A「俺、大ちゃんに信用されてないのかなぁ…」
N「それは違う。大野さんは相葉さんの事信用してるよ。」
A「…そうかな？信用してくれてるんだったら話聞いてくれるよ」
N「それは…大野さんだって聞きたいと思う。けど、やっぱり怖いんだよ。」
A「どうだろうね…」
自信なさげに言う相葉さん
さっきまで泣きそうだった顔には涙が溢れていた
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作者名：かずにゃん
| 作成日時：2016年5月22日 0時
