いつもの場所で NS (ページ24)

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STORY 24 ページ24

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N「…ん」

眩しい光に目を覚ます

あ…そうだ

昨日、翔ちゃんと飲んでてそのまま寝ちゃったんだ

え？ってことは翔ちゃん家に泊まった？

ガバッ

N「っ～」

慌てて起き上がると頭痛がする

二日酔い…最悪だ。

ていうか翔ちゃんはどこ行ったんだ？

周りを見渡すと相変わらず部屋は散らかっている

あれ？俺、ベッドになんて移動したっけ？？

ガチャ

S「ニノ、起きた？？」

N「あ…翔ちゃん」

S「おはよ。コンビニでパン買ってきたけど食べる？？」

N「…食べる。ありがとう。」

S「何が好きか分からなかったから適当に買ってきたけど…」

N「全然大丈夫…じゃなくて！翔ちゃん昨日はゴメン！つか、泊まっちゃってゴメン！」

ベッドの上で俺は頭を下げる

S「ははっww全然いいのにww」

翔ちゃんの笑い声が聞こえて顔を上げる

N「っ…」

朝からその爽やかな笑顔はキツイ。

まじでヤバイ。キュンってきた。

S「あ、ニノちゃんとご飯食べてる？運んだ時すごい軽くてビックリした」

N「え？運んだ？」

S「座ってねたら体痛めるから…」

翔ちゃんに運ばれてる俺を想像したらすごく恥ずかしくなった

N「…ゴメン」

S「えぇ？何で？？」

N「…パンちょうだい」

S「あ！はい、どーぞ」

恥ずかしさを誤魔化すためにパンを食べる