いつもの場所で NS (ページ19)

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STORY 19 ページ19

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図書室にずっと同じ場所に立ていて動かないから図書室のお姉さんが不審がるように俺を見てくる

その視線に耐えれず俺は慌ててその場を離れる

N「さてと…行きますか」

俺の向かう先それは…視聴覚室だ

ガラッ

N「…え？」

誰もいないと思っていた視聴覚室に翔ちゃんがいた

諦めてたのにまさかここで会えるとは思ってなかった

てか、来てくれたんだ…この場所に。

N「しょーちゃん」

S「え？あ、あれ？ニノ？」

N「何？？」

S「さっきの人とはもういいの？」

N「うん。ていうか、向こうから絡んできて困ってたんだよ。なのに翔ちゃんどっか行っちゃうし…」

S「ご、ごめん」

あからさまにショボンと項垂れてる翔ちゃん

こういうところが、可愛いんだ

N「嘘だよwwあ、でも向こうから絡んできたのはホント。」

S「そ、そっか」

N「そんなことより、翔ちゃん。俺の特等席に座ってくれてるんだね」

S「あ」

バタバタとその席から移動するが今更でしょ

俺、バッチリ見たし。もう目に焼き付けたし。

S「ごめん」

N「何で謝るの？俺、すごい嬉しいんだけど」

S「嬉しい？」

あ、余計な一言言ったかもしれない

N「俺の特等席覚えてくれてて」

S「そりゃ覚えてるよ」

N「そっか！翔ちゃん座ってていいよ。俺は翔ちゃんの横に座る」

S「ありがと」

そしていつものように翔ちゃんは本を読んでいて俺は横でボーッとしてる