73 急変3 冴島side ページ26
今日は当直か...
点滴を用意しながら、そんなことを考えていた。
緋「お疲れー」
「お疲れ様です」
緋「ねぇ、冴島」
「はい」
緋「名取見てない？」
「名取先生なら、食堂に行くみたいなことを言ってましたよ」
緋「はぁ！？仕事、まだいっぱい溜まってるんですけど！！」
目の前でプンプン怒る緋山先生。
するとそこにICUから藍沢先生が戻って来た。
「お疲れ様です」
藍「あぁ」
「今日、赤ちゃんを見るんですか？」
藍「今から行こうと思っ((藍沢先生！！」
「どうした？」
ナース「HCUの杉田さんが急変して脳内出血をおこしました！」
藍「新海は？」
ナース「今、他のオペをしていて...」
藍「.....分かった」
「冴島、緋山」
「はい」
緋「ん？」
藍「Aのことをお願いしてもいいか？」
緋「赤ちゃんのとこねー」
藍「あぁ、すまない」
「終わったら、すぐに行く」
緋「了解」
「冴島、行こ」
「はい」
Aちゃんの病室に着いて少しお話をする。
ん？
Aちゃん、お腹痛いのかな…
「...お腹痛いの？」
『え？違うよ、大丈夫』
ほんとかな…
まぁ、本人が言ってるからな...
そして時間になり、赤ちゃんに会いに行く。
「Aちゃん、大丈夫？」
『うん！ありがとう』
まだ少しふらふらしているのを支えようとして手に力を入れようとしたら、Aちゃんがこちらに倒れてきた。
「Aちゃん！？」
緋「A！！」
「ベッドに戻そう！」
「はい！」
緋「A、分かる！？」
ちょっとしか時間が経っていないのに汗をかいているAちゃん。
意識が朦朧とする中で、僅かに頷く。
緋「お腹が痛いの？」
『...ぅん...ﾊｧ』
緋山先生がAちゃんに聞いている内に私は白石先生に連絡する。
緋「ちょっと押すよ」
『...んっﾊｧ痛い！！ﾊｧ』
緋「事故の時にもしかするとぶつけてたかも」
「脆くなった血管が破れたかもしれない」
「白石先生に連絡してオペ室の確保出来てます！」
緋「運ぼう！」
「はい！」
Aちゃん、頑張って...
絶対助けるからね、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1454人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うたプリ大好き?(プロフ) - 楽しみにしています! (2019年8月30日 4時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぱふ(プロフ) - うたプリ大好き?さん» 更新が遅くてすみません。今月中には更新させて頂きますのでもう少しお待ち頂けると嬉しいです！すみません。 (2019年8月29日 23時) (レス) id: a28a5ec581 (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になってます この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2019年8月29日 0時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - ぱふぱふさん» 次も楽しみにしてますね！ (2018年11月15日 22時) (レス) id: aafacab0de (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぱふ(プロフ) - のんさん» いつも読んで頂き、ありがとうございます！そう言ってもらい、とても嬉しいです^^これからもよろしくお願いします。 (2018年11月12日 23時) (レス) id: a28a5ec581 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぱふぱふ | 作成日時：2018年7月23日 17時
