3 ページ3
昼休みが来た!今日からお弁当なので剣持くんと食べようと思う。
え?展開が早い?でもでも話す機会が今だから今行くしかない!!!!!!
『剣持くーん、一緒にお弁当食べよー』
「.........」
『え、何その嫌そうな顔。そんなに嫌?』
「別に嫌ではないですけど...」
『..隣の席になったんだしいいじゃーん。』
『お願いお願いお願いお願い』
「うるさいな笑分かりましたよ。笑」
『やったー』
━━━━━━━━━━━━━━━
『ねぇ剣持くん』
「なんですか」
『その髪色ってやっぱ染めたの?』
「いや違いますけど普通に地毛です。」
『は?ズルすぎなんだけど』
「なんで怒ってるんですか笑」
『いやさ、私まじで紫色が好きなのよ。』
『自分の部屋もだいたいは紫色だし、ほら見て文房具も紫。』
「うわ、ほんとだ。」
『いーなぁ、剣持くん。地毛が紫って』
「羨ましがられるようなものでもないと思いますけど..」
「そんなに言うなら染めればいいじゃないですか。この学校、校則緩いし」
『それが親に反対されたんだよねー』
「じゃあもう高校のうちは出来ませんね。」
『そうなんだよねー。』
『いやー、剣持くん普通にいい人だわ。』
「なんですか急に、怖いんですけど」
『ホントに申し訳ないけど初見ヤンキーかと思った。染めてると思って』
「え、髪が紫なだけでそんな判断するんですか笑笑」
『あと、笑い方可愛いね。』
「それ褒めてるんですか?」
『どーみたって褒めてるでしょ』
『清楚って感じ』
「男に可愛いは褒め言葉じゃないと思うんですけど。笑」
「あ、あと僕の呼び方くん付けじゃなくて良いですよ。」
『え、良いの?でもそっち敬語じゃん。なんかフェアじゃなくない?』
「僕のは癖だから気にしなくて良いですよ。」
私はでも、と悩んでいると剣持くんが
「嫌なら別に?僕は構いませんけど...」
不貞腐れてしまった。不覚にも可愛いと思ってしまい、
『嫌だとは言ってないじゃん!分かったよ剣持。』
「最初からそうすればいいんですよそうすれば」
今日は剣持との仲が深まった気がする。
これからの高校生活楽しみだな!
166人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みこと(プロフ) - 夢宮さん» 教えてくださってありがとうございます! (2023年4月4日 1時) (レス) id: c32acee463 (このIDを非表示/違反報告)
夢宮(プロフ) - オ/リ/フ/ラ立ってますよ (2023年4月3日 9時) (レス) @page1 id: c4ca2d071d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みこと | 作成日時:2023年4月2日 0時