1人の狼【僕のヒーローアカデミア】 (ページ9)

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決意3 ページ9

この後、散ったベトベトはヒーローらに回収され、無事警察に引き取られたらしい。

そして、私と緑頭の彼はヒーロー達に物凄く怒られた。

プロヒーロー「君達が危険を冒す必要は全くなかったんだ！！」

『挑戦してみないとわからないじゃ無いですか！！

上手く行く保証は無いけど、上手く行かない保証だってあるんですから！！』

ああ・・・

こんなこと言える立場じゃないんだけどなぁ。

『すみません。私達用事があるので、失礼します。』

？「え？し、失礼します！」

私は彼の手を引いて、その場を後にした。

少し歩いた所で彼の手を離した。

『私に合わせてくれてありがとう』

？「い、いえ全然・・あの・・僕の友達を助けてくれてありがとうございました！！」

『ち、違うよ〜。

助けたのは君であって、私は・・・あ！そうだ！』

？「ど、どうかしたんですか？」

『これ！』

私は彼にノートを手渡した。

？「あ！これ僕の！」

『さっき、君がリュックを投げた時に飛び出てたみたいで。』

？「あ、ありがとうございます！」

『いや・・・ごめん！実は、ちょっと中見ちゃって・・・。

凄かった！

色々な個性を分析してて！』

？「いや、その大したことじゃないんですけど・・・。」

彼の顔が段々赤くなっている気がした。

『本当ごめんね！・・・それと・・・な、名前聞いてもいい？

あの、金髪の男の子が【デク】って言ってたから少し気になって・・・。』