さざなみ子育て日記2【あんスタ】

・(茨くんお説教ver.) ページ37

今日はEveでの仕事。
なのでナギ先輩と茨がAを預かってくれているんすけど…



「どういう状況っすか」


日和「なんだか大変なことになっているね！」


窓ガラスが割れ、机の上は書類や茨のタブレットがコーヒーまみれになっていて、床には茨が正座をしている。その前には困り顔のナギ先輩とその膝の上に座るA。


凪砂「…茨ごめんね？」


「いばめんね？」


茨「どうしてこうなったのか理由をお聞かせ頂いても？」


凪砂「見ての通りだよ」


茨「閣下とAは先程まで一緒に散歩しに行っていましたよね？」


凪砂「うん」


茨「これは一体なんでしょうか」


そう言って指さしたのは大きなボール。


凪砂「バランスボールだよ」


茨「私も会議があったので少し席を外していました。その時まではなかったはずです。」


凪砂「散歩の途中で見つけたんだ」


茨「ほぉ」


凪砂「面白そうだったから買ってきた」



茨「なるほど」


凪砂「でも上手く出来ないね」


今の一連のナギ先輩の説明でこの惨状の理由が分かった。


茨「A、おいで。」


Aを抱き上げる茨。


「んあ？」


茨「こんな狭い密室でボール遊びなんて危ないでしょうが！！怪我でもしたらどうするつもりですか！！万が一割れたガラスで指を切るなどしてしまったらどうするつもりですか！！ガラスだけではなく熱いコーヒーがかかってしまって火傷したり他の物にぶつかって怪我をしたらどうするんです！！」


一気に怒った茨。もちろんAは


「んびゃああああ！！」


「そりゃ、泣きますよね〜笑」


日和「ジュンくんとは違う怒り方だからびっくりだろうね！」


茨「全く……」


「ふみゃあぁぁぁ」


凪砂「……茨」


茨「はい？」


凪砂「そんなに怒ってばかりだと嫌われてしまうよ」


茨「なッ！！」


凪砂「おいでA」


「な"ぢぃぃ」


茨からAを抱っこするナギ先輩。


凪砂「よしよし、茨が怖かったね」


「ふぇえん」


凪砂「大丈夫、もう怒らないから泣かないで？」


茨「閣下…甘やかしすぎては行けませんよ。そして今Aに言ったことは閣下にも聞いて欲しいことです！」


凪砂「そっか、じゃあ気をつけるようにするね」


茨「今後このような危ない行動は無しでお願いしますね！」


初めて俺以外から怒られたA。
これを機にイタズラは懲りて欲しいっすね〜
というか、バランスボールでどんな遊び方をしたらこうなるんすかね笑

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