最終手段。【稲荷崎】

Last resort ・・・２５ ページ27

角名side


角名｢小さいな。｣


俺の横で力なく眠るAを、

改めて見ると何時もより凄く小さく見えた。


綺麗な白い肌も、かなり荒れてしまってる手も

全部がAの努力を表してる。


そして全部が努力で今までの孤独。


部屋にひきこもってたから肌が白い。

誰かに必要とされたくて普通以上に仕事をしたから

手だけがボロボロ。




手だけ見ても俺は自分を責めたくなる。

俺が1つ行動してれば違ったのかもしれないのに

幼馴染なら、Aのことが好きなら

こんな事ダメって止めてあげなきゃいけなかった。


だけど俺は、

1人にさせるとか言い訳して本音から逃げた。

Aに嫌われたくない。

好きな人に嫌われるのが凄く怖かった。


本当はもう幼馴染失格なのかもしれないけど


俺はAとずっと一緒に居たい。

今度はちゃんと本音で話したい。


本音で話して、

辛くなったら隣にいてやりたい。

隣にいて、悩みを聞いて、支えてやりたい。


2人でちゃんと前へ進みたい。


ここ(狭い世界)で止まってないで未来(広い世界)へ

2人で……男バレ全員で一緒に進も。



もう1人になんてさせない。

独りぼっちは孤独だよね、辛いよね、苦しいよね。

だからお願い、


角名｢……俺を一人にしないで。｣


はやくこの夢(悪夢)を終わらそう。


どうしてこうなったのかちゃんと話して、

北上に謝って、もう一度やり直そう。



その為にも早く起きてよA。






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沢山のコメントありがとうございます( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)

楽しみにしてもらえて凄く嬉しいです。

期待に応えられてるかは分かりませんが、これからも精一杯頑張らさせてもらいます！

コメントは明日の夜にまとめて返しますね。


今日はもう寝ますおやすみなさい(๑˘ ˘๑)*.。



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