Last resort ・・・２０ ページ22
Aさんside
もうほんっと腹立つ。
なんで、なんでなの。
何やっても上手くいかないし、
それどころか・・・
｢やっぱり山城先輩より、北上だよな。｣
｢わかる。可愛ええもん。｣
どんどん悪化してる気すらする。
私より深雪ちゃんの方が可愛いのなんて知ってる。
だけど、
深雪ちゃんより私の方が仕事はできる。
信頼関係だって、1年生は兎も角２、3年生は
深雪ちゃんより私の方があるでしょ？
なのに、
なんで誰も私を必要としてくれないの？
｢ありがとう｣も｢手伝うよ｣も、
全部あの子に取られた。
嫌がらせを続けたって何も起きない。
必ず誰かに邪魔をされる。
『あぁもう腹立つなぁ。』
ついつい黒い部分が零れてしまった。
いやでも別にいいや、
どうせ誰も聞いてないんだろうし。
次は何をやるか、考えながらボトルを洗ってく。
ﾋﾟﾀｯ
『ヒャッ、冷たい。』
洗ってたらほっぺたに冷たいものが当たった。
気持ちいけどびっくりするじゃん。
一体誰が……
『え、角名？』
角名 ｢ん、おつかれ。｣
そこには保冷剤を持った角名が居た。
角名は今1番の危険人物、
気づいてるのか気づいてないのか分からないけど、
多分言ってこないってことは気づいてない。
確信は無いけど角名は
警戒しないといけない気がする。
『何突然、最近多いよね。』
角名 ｢そう？｣
『うん。心臓に悪いから辞めて欲しいんだけど。』
角名 ｢それは、ごめん。｣
次からは気をつけると言いながらすぐ隣まで来る
何この変な距離感……。
角名 ｢あのさ、｢A先ぱ……｣｣
角名が何かを言いかけた時、
体育館から北上さんが出てきた。
あれ、これ普通にヤバくない？
北上 ｢……先輩、話し合いあるらしいので中に。｣
角名先輩も、
と何時もよりワントーン低い声で言った。
うわ、最悪……。
『角名のせいだからね。』
角名 ｢え、俺なの？｣
そうだよ、って言いながら角名をどかし
私は体育館の中へと向かっていった。
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ヲタク - 面白かったです‼角名りんオチサイコーでした(*´꒳`*) (2022年12月29日 0時) (
レス) @page49 id: e2062574ee (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - ゆうさん» 初めましてです！最後まで読んでくださるなんて､､､凄く嬉しいです(T＿T)こちらこそ読んでくださりありがとうございます！ (2020年12月6日 19時) (レス) id: cd57ad852b (このIDを非表示/違反報告)
夏蜜柑(プロフ) - くまゆかさん» こんばんは！読んでいただきありがとうございます！日向翔陽の方更新できてなくてごめんなさい！あっちから来てくださりありがとうございます！ (2020年12月6日 19時) (レス) id: cd57ad852b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - はじめまして！この小説、まだ途中しか読んでいないのですが、途中で泣きそうになりました。夢主の思ってることが凄い現実的で、感情移入してしまいました！最後まで読んできます！すてきな作品、ありがとうございます！ (2020年11月30日 17時) (レス) id: 5b49601941 (このIDを非表示/違反報告)
くまゆか - こんにちは！日向翔陽義妹いるんだってからこさしてもらいました (2020年10月1日 19時) (レス) id: 0a5d1e7901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏蜜柑 | 作成日時：2020年5月30日 8時
