Sorry not Sorry

Sixteen ページ18

パーティー会場を後にした私。


後ろを振り返ると、


RM「お疲れ様。A。」


私のヒーロー達が立っていた。


JH「かっこよかったよ。びっくりしちゃった。笑」


SG「ラップ書けるんじゃ無いか?笑」


JN「ふはっ、言えてる。笑」


TH「A…うぅっ…かっごよがった…(/_;)」


JM「クソっイケメンめ〜…泣かせんな〜(;_;)A、大好きぃ〜…泣」


JK「…A…」


口元が切れているグク。


殴られていた事を思い出した。


『グクっ!』


駆け寄って、彼の口角をカーディガンで拭う。


JK「A…」


『ん…?っ』


目線をあげると彼の顔が目の前にある。


元々、女性の中では身長が高い方の私だったが、今日はハイヒールを履いてさらに高くなっていて、彼との身長差はたった"4cm"。


思ったより顔が近くてびっくりした。


JK「綺麗だよ。この世で一番。」


『っ、//』


いつもみたいな無邪気な笑顔はそこには無くて、妖艶で妖しく笑う彼がそこにはいた。


JK「顔真っ赤。肌の色まで同系色にしようとしてるの?笑」


『うるさい。』


口元を拭っていた手を下ろそうとすると、下ろしかけた腕をグクに掴まれ、一気に引き寄せられる。


腰には彼の手が添えられ、欲に染まった様な目で私を捕らえると、ゆっくりと顔を近づけられる。


『…』


ｸﾞｲｯ


TH「はい。だめ〜!」


JM「公共の場ですよ〜!」


JK「ッチ」


TH「あ!ヒョンに向かって舌打ちした!」


JM「ダメだぞ!グク!」


RM「あまりにもAが綺麗過ぎたんだね、許してやって?」


『ああ、大丈夫です。元々、怒って無いですし。笑』


JH「あは、笑 こんな優しい娘、僕が貰っちゃおっかな?」


『冗談止めてください。笑』


JH「…割と本気かもよ?」


『え、?』


RM「ああ、もう、ごめんねA。ホビ、ほら、行くぞ、」


JH「あ、先行ってるね〜。後から、マンネラインと一緒に来て、」


『あ、はい。』


SG「…おい。」


『あ、ユンギオッパ。ジニオッパ。』


JN「モテ期だね〜。A。」


『誰にですか、笑』


SG「…鈍感にも程があるだろ。」


JN「えー、僕から。」


SG「ヒョンも普通に返すんですね。…はあ、ほら行きますよ。」


JN「ちょっと〜引っ張るな〜!」


SG「車で待ってるから早く来いよ。」


JN「待ってるね〜。」


SG「…あ、」


ユンギオッパがこっちに戻ってくる。


『どうしｔ』


ﾁｭｯ


SG「おでこだから許せ。笑」



そう言って彼は微笑んだ。

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