Sorry not Sorry

Fifteen ページ17

『ヨンスっ!やっぱり最高ね!』


さあ、復讐の為におでましよ。


気分は今までで一番良いの。


『ユニークな"自己紹介"ありがとう。』


＜え?


『努力もせずに成功?クズみたいな人間?この会場にはあなたしか居ないじゃない。とても印象深い自己紹介だった。』


＜い、いや、自己紹介じゃ無くて、こいつ等のことを、


『何言ってるの?どっからどう聞いてもヨンスの事だったでしょ。』


＜A。怒ってるんだったら僕はAに謝りたいんだ。あの時はあんな事言ってごめん。俺、あの時一緒にいた女に脅されてたんだ。
こんなに綺麗になったAを見て、本当、後悔してる。もう一回チャンスをくれ。


『…今頃、悔やんでるの?笑』


『もう一回チャンスが欲しい?…笑 …冗談じゃないわ。』


＜ちょ、A?


『こんなに綺麗になった私を見るのは辛い?輝き過ぎてる?』


『でも、まだまだこんなもんじゃないの。』


『手加減して欲しい?』


＜は、?


『無理。』


『どう?今まで何でも手に入った男が急に何も手に入らなくなった気分は。』


＜っ…


『まだ、あんたの方が立場が上だとでも?残念だけどもう、そんな事もう関係ないわ。』


『だって、私の周りには私をあなたの上にあげてくれる人が何人も居る。作戦もちゃんと練ったの、あなたに苦しんで欲しくて。』


『そして、私は何よりもお友達を傷つける人が大嫌いよ。』


『あんたは私の大事なお友達を傷つけた。』


『申し訳ないけど、容赦はしないわ。こうなるって分かってたかの様にあなたを吊るしあげる。』


＜何がしたいんだよ!?


『私はあんたを何時だって社会的に消す事が出来るの。なんせ、人脈が広いものでね。』


『ねえ、知ってる?最強の味方は決して、敵にしちゃいけないの。』


＜っぁ…


『ほら、口だけじゃ無くてさ、態度で表してよ。』



＜す、すいませんでしたっ…ゆ、許してくれっ



『形勢逆転ね。あんたは相手を間違ったわ。』



『"ごめんね。ヨンス。私、全然悪気は無いの。笑"』



＜っ…


"안녕(アンニョン),쓰레기(スレギ)."
[バイバイ。クズ。]

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