トリップ成功!?〔SERVAMP〕 (ページ3)

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トリップページ3

「XXXXXXXXXXXXXXXXXXX」

心に「行きたい」と強く願いながら、“呪文”を噛まないように唱えていく。

そして最後に

「この世界は嫌いだ、つまらなく虚しいから…」

理由を述べた。

じゃあね、とでも家族に言おうか、
今までさんきゅ、とでも友達に言おうか。

いや、いい。

そんな事しなくても、どっちにしろ私は消えるんだから。

私は「成功しますように」の一心で空に身を投げた。

・・・・・・・・・

「っ!!」

急に頭に走った激痛に顔を歪ませる。

目を開くと、視界に映るのはどこかの天井。

私はベッドに寝ていたらしく、仰向けの状態だった。

上半身だけ起こすと、ベランダ、キッチン…本棚などの家具も見えた。

……なんで私寝てんだろ…

そんな事を思い、ベッドから降りる。

…………………………ん？

待て、私はさっきトリップ方法を試して飛び降りて…

「いっ生きてるっ!!」

って事は…………………!!

「成功………っ!?やったああっ!!」

思わず声をもらしてしまう。
それも結構大音量で。

だって嬉しすぎるでしょっ!!

で、ここっ何の世界なのかな。サーヴァンプだったら良いなぁ…

と思って、ささっと鏡を探す。

と、洗面所らしき所を見つけたので、そこにあった鏡を覗く。

「っ!!きたよこれ……!!」

うん、私の姿が変わってる。

それに絵柄的にサーヴァンプだ。

嬉しすぎる…!!!!

あとは部屋的に、ここはマンションかアパートのどちからかしい。

さっきの声、お隣さんに聞こえてなきゃいいけど…

取り敢えず興奮しすぎている体を落ち着かせようと、深呼吸をしながらリビングへ戻った。

そしてたまたまあったソファに寝転ぶ。

「…ホントにできちゃった…。」

この上なく嬉しい。とにかく嬉しかった。

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ぐだぐだだああああ