今日:12 hit、昨日:102 hit、合計:117,212 hit
小｜中｜大
響く唄声 ページ18
小柳side
小柳「そうだ、今日Aの家で配信してっから少し機材が違うんだわ。少しもたつくかもしれ」
〜♪〜〜〜♪♪
《誰か歌ってる？
《めっちゃ声綺麗
《誰が歌ってるの？
《透き通った声…………女の人？
爆速でコメントが流れ始める。
そのコメントを見て耳を澄ますとAの歌声らしい声が聞こえてきた。
小柳「………………A？」
《姫！？
《だって姫音痴だからパーペキヒーロー歌ってなかったんじゃないの！？
《姫が配信でそう言ってたよ？
小柳「……………………アハハハハッ！」
《なになに何！？
《なんの笑いなん？
《怖いってぇ………
小柳「今彼奴らと目合ったんだけど彼奴らめっちゃ優しい目で見てたわww」
《優しい目……w
《なんで？どゆことw
《そら笑うわな
いつの間にか傍に居た筈のお供が居なくなっていて後ろを振り返るとちょうどしっぽの先をゆらゆらと揺らして部屋の外に歩いて行く所だった。
〜♪〜〜♪
ニャーン
〜♪♪〜〜〜♪♪
ニャーン、ニャーン
喉を鳴らしながらAの方に歩いていくお供を見送って配信に戻った。
《歌みた出してって言って
《歌みたまだ？
《姫の歌聞きたい〜！
小柳「歌えってぞ〜、お姫様」
『ふざけんなって言っといて』
小柳「だそうだ」
《ロウと一緒だと口悪くなるの好き
《口悪いの移ってて好きやわ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 427人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：エリス | 作成日時：2023年9月22日 10時
